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Der Teufelsgeiger - Paganini, Tartini, Wieniawski, Brahms, Bruch, ...etc. (David Garrett)

 ドイツが世界に誇る天才ヴァイオリニストにしてHR/HMにも理解の深い、デイヴィッド・ギャレット/ダフィト・ガレット(David Garrett) が主役を演じる、パガニーニ を題材にした映画「Paganini (パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト)」に興味を持ち、まずは映画を観てみようとした ・・・が、ごく一部の映画館でしか公開されておらず、また、映画館に足を運ぼうとしてもスケジュール調整が上手く行かず、結局見れず仕舞いだった。
 そんな事もあり、その映画のDVDを購入し、映像特典も観た。   購入記事


「Paganini (パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト)」 (2014年)
 
 ガレット自身が主役以外にも音楽やエグゼクティヴプロデューサーなどを兼任している。
 原作は元々「Teufelsgeiger」という、ドイツ(ドイツ語、ドイツ語圏)で2013年に発表された映画。そこに、2014年に英語吹き替えによって「The devil's violinist」の題で世界的に公開されたものに日本語字幕が付いた。ちなみに、日本語吹き替え版は無い。

 幼少からその独自の才能を発揮し、周囲から白い目で見られていた ニコロ・パガニーニ。やがて彼は大人になると、酒、たばこ、ギャンブル、女などにのめり込み、破天荒な人生を歩むこととなる。
 息子、アキレス(Achilles, アキレウス) を愛しつつも、多数の女と浮名を流し続ける彼の元に、優秀だが、同時に相当の腹黒さを秘めた“有害な”マネージメント、ウルバーニ(演:ジャレッド・ハリス) が現れ、色々と事を動かし始める。
 パガニーニの才能に惚れたウルバーニは、酩酊中や就寝中の彼を、容赦なくあちこちの演奏の場へと連行していく。
 ウルバーニが、自分を「悪魔」だとでも言いたげなパガニーニの様子を見て、「私は悪魔の従者で、あなたが私の主人だ」と発言する(あくまでも、自分はニコロの遣いであり、ニコロが自分の雇い主だと主張する)シーンが出て来るが・・・ それは、自分にとって、この映画中で2番目のハイライトだと思っている。
 やはり、自分にとっては、いや、恐らくはこの映画の視聴者総てにとって、パガニーニ=ガレット(パガニーニ≒ガレット?)が、ロンドンの酒場とリサイタル本番でその圧倒的超絶技巧を惜しみなく披露するシーンが、最大の見所(聴き所?)だ。
 破天荒且つ直情的な人生を生きたパガニーニは、ウルバーニと袂を分かった後、病に侵された身となり、息子と共に穏やかに・・・ とは言えないもののそこそこ慎ましく暮しながら、終わりを迎える。
 パガニーニ死去の際の逸話は有名な所なので、この場では割愛。
 あと、男女の性交渉シーンが出て来るので、観賞の際には注意が必要・・・
 特典映像のインタヴューで「パガニーニは、ロンドンの指揮者の娘を愛したが、彼女は未成年だったため、彼は彼女の元を去った という事実をもう少し膨らませたかった」と、ダフィトは語っていた。ちなみにダフィトはこの特典映像の中ではドイツ語で喋っていた。(そのため、名前の日本語表記をドイツ語生来の発音形式で表現している)


 続いて、映画DVDと同時に購入していた、映画のサウンドトラックを含む映画「パガニーニ」イメージ・アルバム「Garrett vs Paganini」を。
「Garrett vs Paganini」 (2014年)
オビ:「音楽史上最高の天才ヴァイオリニスト、パガニーニのドラマティックな生涯を描いた初の主演映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」にインスパイアされて生まれた、壮大なイメージ・アルバム! 映画で流れるパガニーニの作品をメインに、オリジナル新曲も収録したデイヴィッド・ギャレット初の主演映画のイメージ・アルバム!! アンドレア・ボチェッリ、ニコール・シャージンガー、スティーヴ・モーズがゲスト参加!!」

[ SHM-CD ]
1. Erlkönig  (F.Schubert)
 
2. Madove sei (feat. Andrea Bocelli)
3. Caprice no.24
4. Io ti penso amore (feat. Nicole Scherzinger)
 
 最初、ニコール・シャージンガー の名を目にした時、同名の別人かと思ったが・・・ PUSSYCAT DOLLS なるビッチ系のポップ・グループの一員のその人で間違いなかったという・・・ そんな人物が、Io ti penso amore のような曲を歌うとは・・・ 本職が歌手でない アンドレア・デック(シャーロット役 )が映画中で見事な歌唱を披露していたが、ニコールもイタリア語オペラの歌唱を見事にこなしている。
5. Devil's trill sonata  (Tartini)
 
6. Sonata no.12 in E minor, opus 3
7. Swan lake theme  (P.I.Tschaikowsky)
8. La campanella
9. Rachmaninoff concerto no.2  (S.Rachmaninoff)
10. Caprice no.5
11. A la turca  (W.A.Mozart)
12. Scarlatti sonata in f minor K466 (feat. Steve Morse) (D.Scarlatti)
13. Gypsy dance
14. Carnival of Venice
15. Capriccio tarantella  (H.Wieniawski)
16. Child's anthem  (D.Paich, TOTO) (Japanese bonus track)

[ DVD ]
―・Music video: Io ti penso amore (with N.Scherzinger)
Behind the scenes of "Garrett vs Paganini"
"Garrett vs Paganini" video clip medley

 2.と 13. は、ガレット本人による作曲。他で注釈の無い曲は、パガニーニ作曲のもの。
 5.は、パガニーニの100年ほど前のヴァイオリニスト、タルティーニ(パガニーニ同様、悪魔に魂を売ったと呼ばれた)が作曲したもの。
 14.は、ロンドンの酒場でヴァイオリンの弦が切れても尚、残り1本の弦でパガニーニ(ガレット)が見事に弾き切ったヴァージョンとは、当然違う。
 15.は、パガニーニとほぼ同世代のポーランドのヴァイオリニスト、ヴィエニャフスキによって作曲された。
 ただの映画音楽に留まらない内容となっている。 89点

David Garrett / Zubin Mehta(The Israel Philharmonic Orchestra) 「Timeless ~ Brahms & Bruch violiin concertos」 (2014年)
 これまで多数のクラシック・クロスオーヴァー作品を出してきたガレットだが、ここでは、忠実に真摯に作品と向き合い、純粋なクラシック音楽奏者として演奏している。
 また、ズービン・メータ 氏(インド出身)は、2011年3月11日に来日しており、都内で被災した後すぐ帰国する事を拒み、13日・14日に演奏した後にフィレンツェ市長から帰国命令を受けて已む無く帰国。しかし翌月・4月10日の東京公演を敢行し(当然、以前からスケジュールに入っていた)、演奏を成功させている。
 ちなみに、メータ氏がイスラエル交響楽団と始めて仕事をしたのは、1961年。
オビ:「ズービン・メータ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団という世界最強コンビを迎えて録音した、美しく荘厳なクラシック・アルバム!!」

[ Main Disc: SHM-CD ]
Max Bruch; Concerto for violin and orchestra no.1 in G minor, op.26〕
1. Vorspiel. allegro moderato
2. Adagio
3. Finale. allegro energico
Johannes Brahms; Concerto for violin and orchestra in D major, op.77〕
4. Allegro non troppo
5. Adagio
6. Allegro giocoso, ma non troppo vivace - poco piu presto

[ Additional bonus disc: DVD ]
―・制作舞台裏ドキュメンタリー:英語版
―・制作舞台裏ドキュメンタリー:ドイツ語版


 点数は、84点

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テーマ : violin
ジャンル : 音楽

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プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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