男女ツインヴォーカルを備えたシンフォニック・メタル・バンド、
VISIONS OF ATLANTIS のアルバムを紹介しておく。
最近新たにアルバムを作った というわけではないが、以前から気に入っていた/気になって注目していたバンドである。
で、最近になって遂に、手を出してしまったわけである。
購入記事 Mike Koren(B) と
Thomas Caser(Dr) らによってオーストリアで2000年に立ち上げられ、以降何度もメンバーが交代している。
VISIONS OF ATLANTIS 「Delta」 (2011年)
4thアルバム。主要メンバー(作詞作曲要員)は
Martin Harb(Keys) と
Mario Plank(Male vo) 。 ベースのマイクが一時的にバンドを離れており、
Mario Lochert が代役を務めている。女声ヴォーカルはギリシャ人の
Maxi Nil(Female vo) で、以前は
ELYSIUM などのバンドで活躍していた。ギターは
Werner Fielder 。
1. Black river delta
2. Memento
3. New dawn
4. Where daylight fails
5. Conquest of others
6. Twist of fate
7. Elegy of existence
8. Reflection
9. Sonar
10. Gravitate towards fatality
男声と女声、そしてキーボードによって曲が立体的に演出されている。
曲のインパクトはやや薄目で、凝ったアレンジがあまり感じられないが、演奏力に関してはしっかりしている(当然だ)。
点数は、
82点。
「Ethera」 (2013年)
目下最新作の5th。 メンバーは Caser, Plank & Nil, Harb に
Cris Tían(G) を加えた5人編成で、ベースは
Fabio D'Amore がゲスト参加して演奏している。
また、本作発表後に Nil が脱退して
Clémentine Delauney が加入し、Koren と Fiedler がバンドに復帰している。
1. The ark
2. Machinage
3. Avatara
4. Vicious circle
5. Hypnotized
6. Tlaloc's grace
7. burden of divinity
8. Cave behind the waterfall
9. A.E.O.N. 19th
10. Bestiality vs. integrity
11. Cleric's emotion
12. Tlaloc's grace (orchestra version) (Bonus track for Digipack)
公式な動画は、無い様子。
音楽性は当然不変。ただ、前作と比べてギター・エッヂが利いていて、トータルで見てキーボードがあまり前面に出ていない分、「シンフォニック」というイメージをあまり感じなかった。
「オーケストレーションの付いたドラマティック・メタル」という雰囲気で、
「VIRGIN STEEL meets WITHIN TEMPTATION」というイメージを感じた。
点数は、
83点。
・・・共に、B誌で取り上げられなかったのか、それとも単に自分のチェック漏れかは知らないが、B誌での採点情報が無かった・・・(手元のメモで)。 多分前者だと思うのだが(汗)
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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽