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16日目~21日目(「ツール」最終日)

2回の休息日を挟み、18日目の第16ステージからはピレネー山脈に突入する。
新城選手が2度目の休養日の会見で「ボクらにとって、ツールはあと4日間全力疾走すれば、それで終わりです。」と発言していたが、これは真実である。第20&21ステージは飽くまでも“特殊な”選手によるステージなので、新城は本日から19ステージまでの間、果敢に攻めざるを得ない。
 ピレネーの初日は、Carcassonne(カルカッソンヌ)からBagneres-de-Luchon(バニェール・ド・ルション)の237.5km。
 「ジロ・デ・イタリア」の優勝者、ロジャース(Michael Rogers, TCS所属)が、ほんの少しだが取り上げられた。また、同じく若手選手の レザ(Kévin Reza, EUC所属の黒人系選手) が、「クライマーとスプリンター、両方の性質を併せ持つ」と紹介されていた。
 ピノー(Jerm Pinau, IAM cycling所属)、残り33km地点でパンク。
 ニバリ を引っ張ってきた グリフコ(Andrij Grivko) が、残り29㎞辺りで「自分の役目は終わった」とばかりに大きくスローダウン。
 残り28㎞程の時点で、逃げの集団が6人となる。ヴァン・アーヴェルマート(Greg van Avermaet, BMC所属) と キリエンカ(Vasili Kiryienka, SKY所属) が徐々に遅れ、ゴティエ(Cyril Gautier, EUC所属) 、ロジャース、セルパ(José Serpa, Lampre-Merida所属) 、ヴォクレール の4人が前に出て来る。この時、解説は「ヴォクレールは、根性で登る選手です」と評価していた。
 セルパが第5山岳ポイント地点をトップ通過した時点で、マイヨ・ジョーヌはニバリにほぼ確定していたらしい。
 残り6㎞の下りの競争では、バルデがメイン集団に戻り追い付こうとしていた。 ロジャースがゴティエを抜き去った少し後、メイン集団から飛び出た追走集団がゴティエを吸収する形に。
 そのまま、オーストラリア出身のロジャースが、出場10回目にして初の「ツール」ステージ優勝を飾った(勿論、オーストラリア出身では初)。ステージ5位までは、ヴォクレール 、キリエンカ 、セルパ 、ゴティエ という順位。

第17ステージは、バニェール・ド・ルションからサン・ゴダン(Saint-Gaudens)に移動し、サン・ゴダンからサンラリー・プラ・ダデ(Saint-Lary pla d’Adet)までの124.5㎞を走る山岳フィニッシュ・ステージである。
 新城選手の姿が少しの間だけ、映し出された。
 観客とOGEの ダルブリッヂ(Luke Durbridge) とが接触し、ダルブリッヂは転倒した。謝罪代わりとして自転車を押してもらいダルブリッヂはレースに再び挑む。
 第3山岳ポイント地点はロドリゲスがトップ通過、マイカがそれに続いた。
 残り20㎞の辺りから、バルデが独走を始める。 残り10㎞の辺りでは、追走集団の先頭は ロッシュ(Nicolas Roche, TCS所属) 、ビスコンティ(Giovanni Visconti, Movistar所属) 、ローラン(Pierre Rolland, EUC所属) 、モアナール(Amaël Moinard, BMC所属) の4人となっていた。 残り4.5㎞辺りでニバリが動き出す所にペローが唯一付いて行き、先頭を追い始める。
 結局、マイカがステージ優勝を決めた(マイカは、2位に31ポイントの差を付けて山岳賞を取っている)。 2着はビスコンティ、3着はニバリ。

第18ステージは、サンラリー・プラ・ダデからポー(Pau)まで移動し、ポーからオータカム(Hautacam)までの145.5㎞を走る。
 バスク地方出身の ニエベ(Mikel Nieve Iturralde,SKY所属) の応援旗として、バスクの旗が沿道で振られていた。
 トゥルマレ峠を一位通過したカドリに、山岳ポイント以外にも「ジャック・ボデ賞」と5000ユーロが贈与される。
 ロハス(Jose Joaquin Rojas Gil,Movistar所属) が失格となった。登りの際、車の後ろに付いて長時間走った(風よけに先導車を利用した)事がルール違反となった。
 ニバリが残り8㎞の辺りでニエベを抜き去り、トップ位置に。そのままニバリは最後の山岳をトップで通過し、4度目のステージ優勝を修める。 ステージ2位は、ピノーがマイカを抜き去って取得。3着のマイカは山岳ジャージを結果的に死守できた。

第19ステージは、オータカムからモーブルゲ・ペイ・デュ・ヴァル・ダドゥール(Maubourguet pays du val d’Adour)に移動し、そこからベルジュラック(Bergerac)までの208.5㎞を走破する。
 天気予報通りの雨天となり、レースが荒れそうな様子となる。
 途中の沿道では、象や馬たちもレースを観戦していた?
 イサギレ(Jon Izaguirre Insausti,Movistar所属) が、本日のみのレース中だけで3度もタイヤがパンクし、自転車を代えていた。
幕間では、「ツール」の実況解説(海常実況)者である ダニエル・マンジュ(Daniel Mangeas) 氏が紹介されていた。氏は、幼い頃からずっと「ツール」を観続けているが、唯一の心残りは、自分が自転車選手として「ツール」に参加できなかった事だ,とコメントしていた。
 ナバルダウスカス(Ramunas Navardauskas,Garmin-Sharp所属) がトップを独走する形となる。
 残り3㎞の地点で、メイン集団で集団落車が発生し、ピノー、バルデ、サガンたちが巻き込まれた。しかし、「ゴールまで残り3㎞を切った位置」に居たために、ルール上の救済措置が取られる事に(メイン集団の選手たちは同タイムゴールとなる)。この時点でナバルダウスカスのステージ優勝は確定的となった。
 ゴールまで残り250mとなった所で追走スプリント集団(デゲンコルプ 、クリストフ 、ニバリ の3人)がナバルダウスカスの背中を捉えたが、そのまま追い付けずに終わった。この日のレースは、ナバルダウスカスが「リトアニア人として初のステージ優勝」を決めた。

20日目は、今大会唯一のタイムトライアル。ベルジュラックからペリグー(Périgueux)までの54㎞を、各人が一人ずつ出走しながら走破に掛かった時間を競う。
 マルティンが48.7㎞/hで走り終え、暫定トップに立つ。 バルデは昨日の事故の影響で、首に氷(タオル)を巻いて走った。
 SKYのエースとされていたポートが暫定58位で走り終えた。 ペローとバルデがパンクのトラブルに見舞われた。
 ヴァン・ガーデレンが暫定5位で走り終えた後、ヴァルヴェルデは暫定4位でゴールする。しかしその後、ニバリが暫定4位(47.4km/h)でゴールした。
 このステージでは、ピノーは個人総合3位と新人賞を獲得した。 今年の「ツール」で総合山岳優勝の確定したマイカは上機嫌だった。 但し、サガンはまだ一度もステージ優勝をしていないため、マイヨ・ヴェールを着ても全然嬉しくない表情をしていた。

最終日である第21ステージでは、この日だけ、「ラ・コルス・バイ・ル・ツール・ド・フランス」として女性ロードレーサーによるロードレースが開催された。男性陣がシャンゼリゼに到着する数時間前にレース開催、現在女性部門のチャンピオンである マリアンヌ・フォス(Marianne Vos) がトップでゴールを果たした。
 エヴリー(Évry) からシャンゼリゼまでの137.5㎞の道のりを走るわけだが、序盤はゆったりとしたパレード走行。AZ2Rの選手たちは並列で走りながらシャンパンを酌み交わし、実際飲んでいた。
 レースが本格化した後、先ずはクラークがメイン集団から離れて1人“逃げ”る。しかし、残り2.7㎞あたりで Giant Shimanoチームから捉えられる。 そして、サガン、マルティン、キッテル、グライペル、レンショー、コカール、クリストフらが前に出てスプリント勝負を開始。残り700m辺りでは、ナバルダウスカスがトップを走るスプリント集団に追いつき、勝負に参加する。
 そして、キッテルが1位、クリストフが2位、ナバルダウスカスが3位でゴールラインを通過した。キッテルは巨件と同じく、初日と千秋楽にステージ優勝を決める事となった。
ピノーが新人賞を取り、ニバリはマイヨ・ジョーヌを死守した。 チーム優勝は、AZ2R だった。

 今年は、日本から新城選手が参加したり、中国からもジ・チェン(计成(Ji Cheng),Giant Shimano所属) が「ツール」への初参加を果たし、更に完走する(最下位ながらも) ・・・など、特に話題性にも富んだレースだったと思う。

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テーマ : ツール・ド・フランス
ジャンル : スポーツ

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 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

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