アメリカの中堅所スラッシュ・バンド、
DEATH ANGEL の、最新作とその前の作品を紹介しておく。
購入記事DEATH ANGEL 「Relentless retribution」 (2010年)
オビ:
「感情剥き出しで突き進む、激情型のスラッシュ・メタルが炸裂だ!! ベイエリアで唯一無二の存在感を醸し出す、重鎮が遂に始動!! ベイエリア・スラッシュ・シーンの中でも確固たる地位を築いているデス・エンジェルの約2年ぶりとなるニュー・アルバム。 本作よりウィル・キャロル(Ds)、ダミアン・サイソン(B)というメンバーを迎え、新生デス・エンジェルとして始動!! スピード・チューンを基本にあらゆるメタルの要素を注入したハイ・テンションなスラッシュ・メタルは健在だ!!」1. Relentless retribution
2. Claws in so deep
3. Truce
4. Into the arms of righteous anger
5. River of rapture
6. Absence of light
7. This hate
8. Death of the meek
9. Opponents at sides
10. I chose the sky
11. Volcanic
12. Where they lay
説明は、オビタタキの言葉だけで十分に足りるかと。
点数は、
84点。 B誌では、
小澤さんが82点を付けていた。
続いて、2014年1月に日本盤が出た最新アルバム ・・・の、昨年の内に発売となっていた輸入盤を紹介する。
「The dream calls for blood」 (2013年)
オビの言葉、一切なし。
前作と同じ
Rob Cavestany(G/Vo) 、
Mark Osegueda(Vo) 、
Ted Aguilar(G)、
Will Carroll(Dr) 、
Damien Sisson(B) という布陣で収録されている。
1. Left for dead
2. Son of the morning
3. Fallen
4. The dream calls for blood
5. Succubus
6. Execution / don't save me
7. Caster of shame
8. Detonate
9. Empty
10. Territorial instinct / bloodlust
マーク による、ヒステリック且つしっかりとメロディを歌うヴォーカルワークが良い。また、かつては「ファンク・スラッシュ」とも呼ばれていた要素のうちファンク的なフレーズが殆ど聞こえなくなり、一般的なスラッシュメタルの形になっている感がする。ギターコンビによる疾走感溢れるアグレッシヴ且つメロディックなリフ&ソロも、リズム隊によるインテンシヴなスラッシュビートも、相当に良い。
6.は、バラード調のアコースティック・サウンドが1分ほど聴こえてきた後にアグレッシヴな展開を始めるタイプの曲で、コーラスパートにはシングアロング的なヴォーカルの掛け合いがある。 同じく静かに始まる 10.の後半パートは、“聞き覚えのある格好良いヘヴィメタルのリフ”をメインとした構成をバックとしてSLAYER的なギターソロが飛びだしてくる。
また、9.では、
Jason Suecof がゲスト参加してGソロを弾いている。
METALLICA もとい他のBIG4や
OVERKILL 、
TESTAMENT 、
EXODUS などといったバンドに引けを取らない内容である。
点数は、
86点。ダレる事無く47分半の濃密な内容を聴かせてくれる。
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テーマ : THRASH METAL
ジャンル : 音楽