「ローゼンメイデン」のアニメは、どうやら1クールで終わるようだ。 というわけで、今後は1話ずつを区切って記事にしようと思う。
桜田を含み、蒼星石を伴う一行が、元の世界に帰るための入り口と思われる場所に辿り着いた。そこは、劇の舞台に置かれてあった張りぼての時計であった。
金糸雀が「巻いたジュン」(ジュン)に、入り口発見の報せを伝えに単身その場を離れようとする。
そして、ジュンは、ただ独り「この世界の出入り口」を探そうと彷徨う中、ラプラスの魔に出逢う。そして、道化じみた飄々とした言動に呆れ果てつつも何とか前進していく。その結果か、真紅の“本物のボディ”を偶然発見する。
金糸雀とジュンが再会して“真紅の本物のボディ”を前に二の足を踏んでいる頃、蒼星石が銀様を相手取って「
文字通り、一世一代の交渉」を行う。張りぼての時計の針を動かし、“時間を動かし始める”為には翠星石と蒼星石2人の力が必要。しかし、現在では両者が揃う事はあり得ない状況となっている。そこで、銀様の持っている蒼星石のローザミスティカを蒼星石に渡し、蒼星石が翠星石に(仮に渡された)ローザミスティカを戻す,という事。
蒼星石の聡明な智略により、銀様はその条件を受け入れる。
翠星石と蒼星石が揃い、蒼星石は桜田に対して
「さあマスター、命令を。」と、願いを叶えようと動き出す。 扉を開いた後に何をしたいのか,という彼の気持ちを願いを聞き届けた双子ドールは、その能力で時計の針を動かす ・・・が、
その大時計の陰から雪華綺晶が現れ、
「蒼星石のローザミスティカは、私のものよ。 さぁ・・・・・・ 私のマスター、私が貴方の人形になってあげるから・・・」と、白荊の蔦で蒼星石の体を絡め取る。しかし、桜田は
「違う! 蒼星石は、僕のものだ。今はまだ僕がマスターだ。そうだろ?」と返し、強い意思で「お前は、要らない!」と叫ぶ。
雪華綺晶の断末魔の叫びが木霊し、雪華綺晶はその場から消滅した。(原作漫画では、復活してしぶとく暗躍している)
時間が動き始めるとともに、真紅の仮ボディが消滅する。そして、時をほぼ同じくして、ジュンと金糸雀の前に、ベリーベル(雛苺の人工精霊)が頑張って真紅の本物のボディを引き上げてくる。
蒼星石が銀様にローザミスティカを渡し、翠星石が双子の妹を完全に且つ永遠に失った事で号泣するところで、11話は終わる。
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テーマ : ローゼンメイデン(Rozen Maiden)
ジャンル : アニメ・コミック