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数寄者への(更なる)目覚め 二十~二十三話

 「へうげもの」の、20話から23話を。

京の聚楽第に新居を構える事となった古田織部は、新居設計のアイディアに煮詰まっており、宗匠に助言を求めた。 そこで、宗匠の兄弟子・ノ貫(へちかん)(cv:石田太郎) の邸を訪ねに山城国・山科の地へと一人旅立つ。
 家の前の落とし穴に嵌った織部を見て、ノ貫は「汚れた体を清めなされ」と風呂を勧める。 更にその後も、腹の虫の泣く頃を見計らったような飯の出し方や質素ながらも裏山から汲んできた水を使っての料理・茶に対し、最初は訝っていた織部はいたく感激する。 「貧乏暮らしながらの工夫の仕方」として、西瓜に塩を添えて出すという気の回し方もあり、織部は目からうろこが剥がれ落ちていく感覚となるのであった。
「利休さんは、知っててワザと落ちた,と突っ張っておったがのう・・・」という、過去の面白話(落とし穴に落ちた事)を聞きながら、織部は使い古された感のある釜を見て「俺も、使い込みたい!」と心に思う。
 そして、昔自分は京の商人で華美を好んでいたと昔話をするノ貫は、「趣を楽しむためには、凝った物ばかりだと見るのに疲れる。少しあればそれでよい。物も生き様も、軽うなければのう。」と織部に諭すのだった。
 改めて一通りノ貫の邸内を見回した織部は、その野趣を色々と感じいり、一つだけ自分の好みに合わない箇所(板張りの壁)を見つけ、自分好みとすべく、刀を用いて採光窓の如く風穴を開けた。 後になってその窓から陽光が射す様を観たノ貫は、「やりおるわい、あの若造・・・」と評価した。
 また一方、山上宗二は、羽柴秀長もとい秀吉勢の下で行う茶の湯の席に耐え切れなくなり、自分の好みに合わない茶室の基礎工事を見て遂に憤激、茶室の基礎を破壊した後にそのまま単独都を飛び出し、高野山で一人蟄居するべく旅立っていくのだった。

茶屋四郎二郎の屋敷で利休立会いの下、羽柴秀吉と徳川家康が密会するシーンで始まる21話
 家康公は、千利休の事を「秀吉は、恐い。あやつは、(中略)油断も隙もない。 それ以上に利休は恐い。あの茶を飲んで油断せぬ者はいない。」と評価する。 そして家康は、何故か おね(北政所,秀吉の正妻)に一目惚れしてしまう(意味が判らん という事は無い。家康は、おね に母性を感じていた)。
 秀吉軍が九州を平定する為に出兵する1587年、金子がひっ迫していて満足な兵を用意できなかった古田織部は、何とかして家康から金を借りることに成功する。
 “天下の三肩衝”のひとつである楢柴を所有している筑前の秋月氏を攻める際の最優先事項は、秋月氏攻略よりも「肩衝・楢柴」を奪取する事である。

「山の神の申し子」と呼ばれる真田信繁が間者部隊を用いて秋月種実(cv:田中完) の暗殺を目論むところに、織部は「ついでに楢柴奪取とそのための目利き役」として名乗り上げ、堂々と敵の場内に進入する。
 ここで、たまたま秋月の娘が自害しようとする場面を目撃した織部は、楢柴を探し当てられず引き上げようとする間者たちに「潮時を読み引き上げるのが間者の心得ならば、潮時に一座懇留を求めるのが数寄者の心得よ。」と娘を説き、そのまま城から連れ出す。
 また、金子を借りる時に家康公から「秀康に武功を上げさせてやってくれ」と条件を付けられていた織部は、秀吉に「秀康の助言で真田の助けを借り、自分が秋月の娘を暗に城から連れ出した」と説明した。
 そして交渉の末に“天下の三肩衝”楢柴を取得し、織部の鑑定に入った。
「この良さが解るようになった我が目を褒めたい・・・」と呟き、織部は一人ほくそ笑む。
 秋月種実は剃髪し、その後、九州の平定へと一気に話が進んでいく。
 そして、気を良くした秀吉公がキリスト教の宣教師と彼らが来日する際乗ってきた軍艦を売ってくれと交渉するが、実は宣教師たち(の一部)は、女性を捕虜として本国に強制連行しようとしていたり鎖帷子を着込んでいたりと、明らかに布教以外の別目的がある様相を取っていた。
 その事を看破した秀吉は、布教を禁止し、南蛮との交流を交易のみと定める事となる。秀吉の“鶴の一声”で決まった交流の変化であった。
 義兄弟の高山右近は、色々と考える所があるも、「南蛮趣味は手放さない」と織部に宣言した。
 右近は、九州を離れる時に義兄・織部から「楢柴の、“本物の”蓋」を手渡される。 「鶴の羽根を一枚毟り取ってやった,とでも思うとけ。」と義兄から言われ、高山右近は兄と共に、秀吉公にばれないようにと2人だけで高笑いをするのであった。

悪趣味なまでに黄金色な秀吉公の城が公開された23話では、利休と秀吉との考えの間にこれまでにあった亀裂が更に大きく深まる。
 聚楽第の東北の寂れた感のある一隅にある、泰庵よりも更に狭い一畳半の茶室を発見した織部と織田長益らは、その徹底した宗匠(利休)の態度に舌を巻く。
 また、時と場所を改めて。 老松の枝に雲竜釜を吊るし、松葉を燃やして火を作り茶を点てる(しかも、風呂の用意は全く無し)
 秀吉は、山上宗二と高山右近が自分のもとを去った事を残念がりながらも、「前代未聞の大茶会」を計画する。
 織部は、九州出兵の際の褒美として黄金色に輝く茶碗を貰っていたのだが、全然気に入っていなかった。その事には細川忠興も痛く同感し、「恥を知らぬ輝き」と共に評する。しかし、その黄金色の茶碗を博多商人の神谷宗湛(cv:田尻浩章)が甚く気に入り、譲ってくれと申し出てきたので、織部はちゃっかりと足元を見てうまく光り茶碗を売りつけた。
 聚楽第の武将邸のお披露目に際し、細川忠興はものの見事なまでに細部に至るまで黒一色としていた。織田長益は急遽発布された禁教令の影響で大幅な模様替えを迫られ、不完全だった。 そんな2人の屋敷を鑑賞した織部は「自分の家が一番凄い」と思っていたのだが・・・・・・ 長谷川等伯の誤った解釈による奇妙な柄の襖絵に愕然とする。 宗匠は織部の屋敷に対して初めは嫉妬すら覚えていたが、等伯の描いた奇矯な襖絵を見て安心し、嫉妬の心が取れて等伯を褒めるのだった。

そして、24話は既に観ているのだが、それについては次の記事で25話(以降)と併せて出すことにする。

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テーマ : へうげもの
ジャンル : アニメ・コミック

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KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

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