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フィンランド出身New Wave Of Revival-Thrash/Deathrash Metal の2バンド - RE-ARMED & SJEP

 ここ数年来のスラッシュメタル・リヴァイヴァル・ムーヴメントに合わせて、かつて一度は「死語」として扱われ、どこへともなく消え去っていた デスラッシュ というサブジャンル の音楽性を持っているバンドも同時にその新しい芽を息吹かせている。

 そんな“デスラッシュ”のサブジャンルにある音楽をプレイしている若手バンドを、今回2つ紹介しておきたい。  購入記事  3作とも、到着してから早々に、バンバンと聴き始めてしまった。。。

 まずは手始めに、昨年末ごろから利用し始めた、海外はフィンランドのCD/音楽関連販売サイト・「Record Shop X」の紹介で、気になっていた RE-ARMED を。

RE-ARMED 「Worldwide hypnotize」 (2012年)
 海外(このバンドの出身国・フィンランド)でのこのデビューアルバムの発売は2月15日で、我が家に届いたのは、本日・20日の事だった。 (思わず、速攻でオーディオにセットし、一気に、何度か繰り返して聴いてしまった。 * 今日は休日) 
 バンドメンバーは、EP Mäkinen & Tommi Helkalahti(G) 、Jouni Matilainen(Vo) 、Mart Mardisalu(Dr) 、Kärtsy Hatakka(B) である。

1. Natural backlash
 
2. Save yourself
3. Feardrops
4. HOAX
5. Worldwide hypnotize
 
6. Deathtrap
 
7. The bridge that leads nowhere
8. King authority (honour to serve)
9. Trance

 9曲33分という、勢い溢れるコンパクトな仕上がり。 いつの間にか終わっていて「え、もう終わったん?」と、何度繰り返し聴いていても毎回思わせてくれる、清々し過ぎる吶喊型デスラッシュアルバム。
 メカニカルな仕上がりの曲構成で、リフが先導しているのは当然だが、そのギターリフの性質や曲全体の性質は、正統派HM由来のものが最も多く、次いでデスメタル由来のものが多く、リズムについては緩急の付いたスラッシュ・スタイルが主軸となっている。 次に述べる SJEP よりも、ずっとオールドスクール・デスメタルらしさと“獰猛さ(brutality)”と“ストレートさ”が高い。 ある意味 VADER 的と言えるかも?
 新人に90点前後やそれ以上を付けて逆上(のぼ)せ上られては困るので(え?)、82点にしておく。 
・・・・・・というか、要するに裏を返せば「満足できてない」と言う事も出来る のだが・・・・・・ 念のため言っておくと、ヘヴィネスは十分備わっているので。

 
↑は、このバンドがこれまでに制作してきた音源のうち一つ「The Eyes That Have Seen Everything」の動画。


2つ目のバンドは、SE, JOSTA EI PUHUTA
 「フィンランド語で歌うスラッシュメタルバンド」として、B誌(2011年12月号)で ティモ・イソアホ 氏が紹介していたこのバンドに興味を持ち、色々と調べてみた のが、そもそものきっかけ。
 そして、音源を数曲聴いてみて、「スラッシュメタルというよりも“デスラッシュ”という方が適切だな」と思ったのだが、彼も、そして「SPINEFARM」レーベル(のマネジャー,テンム・スオミネン) も、その才能を認めてプッシュしている事を、私自身もこの耳で理解した。 ・・・なんて言うのも大仰かも知れないが、とにかく、
 このバンドの持つデスラッシュぶりは、「スウェーデンの (今は亡き)DEFLESHED やドイツの DEW-SCENTED への、フィンランドからの回答」というに相応しい、オールドスクール・デスメタルとメロデスとスラッシュメタル、それぞれの魅力を渾然一体とさせた内容 なのであった。 (* 上の文は、あくまでも自分が感じたイメージと考案したフレーズなので、念の為あしからず)

SE, JOSTA EI PUHUTA 「Ne, joista ei puhuta」 (2010年)
 デビューアルバム。
 メンバーは、Heikki Matero & Harri Granqvist (Kitara) 、Juho-Pekka Lappainen(Basso) 、Samu Männikkö(Laulu) 、Ilka Nissinen(Rummut) という布陣。

1. Kolme kuukautta   
2. Et nai enää
3. Päivä nro 666
4. Ne, joista ei puhuta
 
5. Alla silmän valvovan
 
6. Musta velho
7. Ovat uneni veren tahrimat
8. Ei kevät koskaan koittanut
9. Kuolematon
10. Aamu sarastaa

 わずか31分と少しでアルバムは終わってしまう。
 アルバム購入に踏み切るまでに聴いていた音源でも、アルバムを通して聴いた限りでも、いい意味で印象は変わらなかった。
 先に紹介した RE-ARMED が非常にオーセンティックなスラッシュ/デスのスタイルなのに対し、こちらは (今は亡き )DISMEMBERUNLEASHED にも通じる、かなりメロデス寄りのリフ使いと曲構成をしている。特に、例えば 1.と 5.からは DISMEMBER への敬意と愛情すら感じさせてくれるフレーズが聴かれた・・・
他にも、トレモロリフも一部で用いるなど、小技を利かせている。 ヨーロピアン・スラッシュメタル風のフレーズが RE-ARMED よりも多いなど、引き出しが多いという点で、個人的にはこちらの方が好み。 
 点数は、88点

[追記]欄にて、同時購入した2nd「Musta, kylmä, syvä ja samea」を紹介しておく。
「Musta, kylmä, syvä ja samea」 (2011年)
 前作と同じ布陣で臨んだ、当然使用言語も全く同じフィンランド語の2nd。

1. Kaiken pahan alku ja juuri   2. Nimesi olkoon kaaos
 
3. Minä tapan sinut
4. Musta, kylmä, syvä ja samea
 
5. Menetettyyn paratiisiin
6. Käärmeenkantaja
7. Jumalan selän takana
8. Ikuiseen kadotukseen   
9. Sillä on monet kasvot
10. Loputon, lohduton

 1.は 2.のイントロの短いSE。 そういう意味では、9曲32分という内容。 前作よりもググッと DISSECTION よりだが、それは決してトレモロリフを多用しているという訳ではなく、
 
 点数は、91点。 最近の円高(ユーロ安)傾向を度外視しても、十分に満足できる商品価値。 いや、まあ、別に・・・ 特に、贔屓しているというような意識は無いのだが・・・

 フィンランド語で歌いつつも世界的に売れるであろうバンド として、TERÄSBETONIKOLPIKLAANI に次ぐ有望な存在で、しかもそのジャンルが大きく違う,というのが凄い。


 冒頭でも書いたが、デスラッシュとして相当に完成された、凄み溢れる、スラッシュビート&スピード感にたっぷりとヘヴィネスとメロディをまぶした、DEW-SCENTED とも十分にタメを張れそうな勢いのこれらのバンドの存在は、全スラッシャー、全デスメタラーに対して自信を持ってお勧めする事の出来る作品である。
 今は亡き、或いは現役の先達への愛情(?)もとい、影響を非常に強く感じ取れる強靭なリフ&曲構成とリズムが、潔さ満点で、とにかくもう ・・・ ・・・ ・・・ 聴いていて思わず笑顔になってしまったほど。

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テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

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有難うです!

今晩は!

おおお、大プッシュですね!
貼って頂いたMVヨカッタですよ^^

また明日以降、探してしっかり聴かせて頂きますね♪
ご紹介有難うございましたm(_ _)m

お久しぶりです、silverwinger さん。

> おおお、大プッシュですね!
> 貼って頂いたMVヨカッタですよ^^

 おお、気に入ってくれて幸いです! 髭のおじ様とか、かなり“漢”成分の高い、パワー溢れるデスラッシュナンバーなので、MANOWAR ばりに「聴き手の好き嫌いが出てくるかも?」とか、余計な事を考えておりましたが、杞憂に終わって、イヤ~本当に嬉しい!

> また明日以降、探してしっかり聴かせて頂きますね♪
> ご紹介有難うございましたm(_ _)m

 いえいえ、こちらこそ、要注目(?)バンドを紹介していただき、どうもです。
プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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