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第65回 ライスボウルを観て。

 関西学院大学とオービック・シーガルズによる、日本アメフト界の最大イヴェント、ライスボウルは、高校ラグビー準々決勝と同じ1月3日にあった。

 片や割かし人気のある方の高校レヴェルの一大会の準々決勝、片やアメフト大会の日本の頂点、 ・・・とはいえ、 ・・・いや、皆まで言うまい。

 試合前のインタヴューでは、オービックのキャプテン・古庄(2番、コーチ兼任)が「大人げなく、勝ちに行きたい。」と発言していた。

 第1Qの開始からいきなり、関学キッカーの大西がフェイクを入れたプレーでゲームの主導権を関学の方に持ってくる。
 2分半頃、関学の1番・池田がオービックからインターセプトを決め、そのままロングランを決めるという好プレーを見せる。
 5分頃、関学43番の望月が、タックルを受けながらのTD(タッチダウン)を決め、先制点を挙げる。コンヴァージョンキックが決まり、まずは関学の 7 - 0 となる。
 6分半頃、オービック選手がフォルススタートで5yds(ヤード)の罰退を喰らう。
 8分頃、関学のTD狙いのロングパスがオービック選手に阻まれ、パス・インコンプリートとなる。 約10秒後(残り6分46秒)、関学がディレイ・オヴ・ゲーム(DoG)で5yds罰退する。
 残り3分44秒、オービックがフォルススタートにより5yds罰退。その後、菅原(オービック6番のQB)から古谷(83番)へのロングパスで一気に31ydsを獲得した。
 1Q終了間際、オービックの中西(50番)が敵陣エンドラインに迫り、得点するかと思われたが、関学の見事なディフェンスに捕まり、オービックは1Qを無得点で終えた。

 2Qの開始直後、オービック得点のチャンスが早く訪れ、開始から2分頃にフィールドゴールが入ってオービックが3点を獲得。
 7分半頃、関学の畑(18番)がQBランから、TDをそのまま決める。 キックも決まり、14 - 3 とオービックを突き放しに掛かる。
 第2Qも残り2分を切った所で、関学はディレイ・オヴ・ゲームで5yds罰退する。ここで、(多分)戦略的に、下がった場所から大きく前に蹴り出したのだが、オービックがインターセプトから24ydsのリターンを決めてしまう。
 残り36秒時点で、関学がタイムアウトを仕掛ける。また、以降も残17秒、続いて残3秒でも関学はタイムアウトを使い切る。 そして、48ydsのフィールドゴールを狙うも、結局不発に終わるのだった。 

また、実況の話によると、オービックの選手は普段は仕事に就いており、週末のみに練習に集まるのだが、中でも菅原(6番・クォーターバック)は都銀の営業部で働いている,とのこと。他にも、東北(福島)や大阪辺りから練習に来ている所属選手もいるらしい。
そこまでの個人情報は公式サイト内のメンバー紹介ページには載っていないが、解説者は「取り敢えず、そんな事はお構いなし」という感じで、色々と知っている限りの情報を、ここぞという(見どころから外れた感じの)空き時間で披露していた。

 第3Q開始後、2分半頃にオービックの20番・古谷がバックパスを受けて大きくゲイン。
 更に5分過ぎ頃、空いたスペースにその古谷が走り込み、エンドラインまであと5ydsの所まで攻め入る。 その1分後、森(10番)がパスキャッチを決めてTDする。 更に、2ポイント・コンヴァージョンを、タイトエンドの安藤(88番,ヨーロッパでのアメフト修行経験者)が決めて、14 - 11 と詰め寄る。 また、このプレー(2ポイント・コンヴァージョンの決定)は X-ボウル でもオービックが披露していた,との事。
 残8分15秒、選手負傷でレフェリータイムアウトが掛かり、オービックの92番・記平(きひら) が担架で運ばれていった。
 残7分20秒、イエローフラッグが出されたが、確認してみると「オフェンスはきちんと静止していた」ので、フラッグは取り消しに。
 残1分30秒では、オービック99番・中田のサックが決まるシーンが。
 残30秒、関学はフィールドゴールが決まり、17 - 11 と1TD差を付ける。
 残19秒の時、関学選手の反則「パス・インターフェア」によって関学が15ydsの罰退を喰らう。
 残11秒、オービックの清水(83番)がタックルを受けながらも(45ydsの)ロングパスを受け取り、負傷退場する事に。

 第4Qでは、序盤からいきなりオービックがタイムアウトを取る。
 エンドライン近くにまで来た所で、菅原のブリッツからのQBランで、オービックがまずは同点に追いつく。キックも決まり、18 - 17 とする。
 4分頃、関学の松岡キャプテン(7番)が、和田(71番)に守られながら35ydsのロングランを経てTDする。
 約1分後、レフェリータイムアウトが掛かり、オービックの塚田(9番・副キャプテン)が負傷退場。 その直後、関学の和田(16番)が得点しようとしたがTDキャッチは阻まれてパス・インコンプリートとなった。結果、続くプレーではフィールドゴールを選択し、3点が入った。
 残6分19秒、エンドラインまであと10ydsの所まで攻め入ったオービックのQB・菅原が、再びのQBランによりTDを決めて、オービックが再逆転する。 24 - 20 の状態で2ポイントコンヴァージョンを狙うも、ショートパスが失敗して点差はそのまま。
 残5分20秒のとき、オービックの藤本(14番)がパスインターセプトを決め、そのままロングラン。次のプレー(残4分22秒~)では、菅原からの25ydsのTDパスを阿南(26番)が受け取り、キックもしっかり決めて、31 - 20 とオービックがリードを広げる。
 残3分27秒では、オービックの古庄がインターセプトを決め、ランで陣地を大きく進める。
 残2分4秒、関学がチームタイムアウトを取る。続けて8秒後にもタイムアウトを取り、
 残1分51秒からのプレーでは、木下(オービック18番)がTDパスをキャッチして 37 - 20 と、勝利を決定的なものにする ・・・が、ここで、喜びを表すためにバック宙をした事で注意を受けてしまった。
 また、ほぼ同時に、いつの間にかプレーに復帰していた92番・記平が「スポーツマンらしからぬ発言」をした,として、得点後のプレー再開時には、オービックは中央ラインから自陣内に15ydsも下がった位置からゲームをスタートする事に。
 関学は残時間54秒の時点で後半最後のタイムアウトを使い切る。 南本(関学80番)がTDを決め、更に2ポイントコンヴァージョンを狙ってのプレーでは、同じくその南本がキャッチを決めて 38 - 28 と一矢報いたが、そのまま試合は終了。
 オービックは、2連続にして5回目の優勝を飾った。

 オービック・シーガルズの大橋ヘッドコーチは後ろからスポーツドリンクのシャワーを浴びせられるという祝福を味方から受け、そのまま関学のヘッドコーチのもとに握手を求めに駆け寄るのだった。

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 当然だが、とても見応えのある良い試合だった。
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テーマ : アメリカンフットボール
ジャンル : スポーツ

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 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

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