関学 VS 天理 と、 早大 VS 明治 (大学ラグビー)
まずは、関西学院大学と天理大学による関西リーグトップ決定戦(12月4日)から。
関学は、フォワード平均体重94.5kg。対して、天理大は93.5kg。
試合開始11分頃、モールから天理のNo.8、山路が押し込んでいって先制トライを決めた。キックも決まり、7点。
更に17分、今季大学リーグでトライ回数の多い、1年生・13番トニシオ・バイフ が通算9回目のトライを決め、12点とする。 (バイフは日本航空石川高校卒業で、U20の日本代表経験がある)
続いて、24分でもトライを決め、この時点で今季関西リーグでの最多数トライ(10回)を挙げた。 点数は 19 - 0 となる。
更にその後も、天理の9番SH(スクラムハーフ)・井上がゴール前スクラムから斜めに走っていき、トライを決める。キックが外れ、天理が更に突き放す展開に。
前半最後、関学が流れを取り戻すような攻めの展開を見せたが、得点のないままで前半40分はまず終了する事に。
後半12分頃、関学のNo.8、小原がトライを決めて、バイフのトライ数記録に並ぶ。
16分頃、天理の14番ウィング・川上がトライを決め、その後キックも決まって 31 - 7 と、再び突き放しに掛かる。
更に29分頃、天理のキャプテン、2番・立川がトライを決める。
32分頃、関学キャプテン・緑川が敵陣ゴールポストのほぼど真ん中にトライを決める。 当然キックも決まって、38 - 14 と食い下がろうとする。
しかし、38分にバイフがこの試合で3度目のトライを決めて、今季のトライ数トップ記録(11回)とした。
天理大学は、リザーブ選手7人全てを使い切った(しかも、最後の7人目は、キャプテンと交替した)。
ロスタイムに入った後に、止めとばかりに、松井がターンオーヴァーからのトライを決めて、50 - 14 という結果で天理が圧勝する形となった。
天理大としては、長い低迷期を経ての35年ぶり・5回目の関西リーグ優勝となった。
関東のほうでは、フォワード平均体重100.5kg の早稲田と、105.1kg という明治大学との対決(12月5日)。
試合開始23分、早稲田の12番・坂井がトライ。キックも決まり、7 - 0 に。
30分頃、明治の10番・田中がペナルティゴールを決める。
坂井が、この試合で2度目のトライを1度目とほぼ同じく、カウンターアタックから決めた。 14 - 3 に。
更に、明治ペナルティから、早稲田の山中が40m以上のロングゴールを狙い、それが見事に決まって、早稲田が3点を追加する。
後半10分頃、明治の15番FB(フルバック)・小泉がトライを決め、17 - 8 と追いついていこうとする。
17分頃、早稲田の選手がトライ、キックも決まって点差を広げる。
33分頃、7番FL(フランカー)・山下がトライを決め、キックも決まって、早稲田は 31 - 8 と更に離しに掛かる。
そして、ロスタイムに入ってから、明治の No.8・杉本がトライを決めて、キックも決まって追いつこうとしたのだが、時間届かず、31 - 15 で早稲田が勝利した。
関東リーグでの優勝校は、トップタイが 早稲田・慶応・明治 の3校(6勝1敗)だったが、トライ数の差で早稲田が関東優勝を決めることとなった。
・・・・・・・・・さて、これからの数ある試合が、楽しみだ。 ・・・観るのはちょいとばかし大変になりそうだが。 ・・・年末年始の仕事、どうなるんだろ(お゛)。
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