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ELEGY 「State of mind」(1997年5月) 「Manifestation of fear」(1998年8月)

 オランダが生み出した、プログレがかった技巧派ドラマティック・メタルバンド、ELEGY。 その作品中でも、特にミッドテンポの曲が主体となっている2作品、4th「State of mind」と5th「Manifestation of fear」。
 3rd「Lost」の後にヴォーカリストである エドワード・A・ホーヴィンガ が脱退し、その後に劇的な事態が、このバンドに発生した。  次のヴォーカリストを決めようというオーディションに、「オーディションを受けさせてくれ」と、大御所である イアン・パリー がアプローチしてきたのである。
 既にこのバンドの2作品を気に入って「ファンなんだ」と告白し、「このバンドのヴォーカリストになりたい」とまで言ってきてくれた彼を、後に正式にメンバーとして迎え入れ、このバンドは更なる飛翔を実現した。

ELEGY 「State of mind」 

1. Equinox (intro)   2. Visual Vortex
   
 ずっしりとしたミッドテンポのドラマティックな序曲で幕を開け、妖しい雰囲気の 2. に。ダークな雰囲気の中でイアンが歌いこなし、曲を盛り上げていく。 DIO の雰囲気と SYMPHONY X のフレーズ・リズムパターン、そして北欧様式美メタルの構築を全て内包するドラマティックチューン・・・。
3. Trust

 ギターとヴォーカルが“泣き”を聴かせる、哀愁に満ちたアグレッシヴなアップテンポ気味のこの曲は、トニー・マーティン時代の BLACK SABBATH をプログレ寄りにアレンジした感じがする。
4. Beyond
 イントロから聴き手の耳を惹きつける、湿り気を帯びたプログレッシヴ・メロディック・ドラマティックなパワーメタル系の曲調。 ブリッヂ?コーラスのパートが、MANOWAR のどの曲をも凌駕するほどに勇壮。 "(略)~We're beyond normality ~(中略)~We're beyond reality"のメロディが凄絶。
5. Shadow dancer
 アルバム中最もスピーディで、唯一ヘドバン可能な曲。イントロからコーラスに至るまで、印象的で覚えやすいメロディが続き、更にゾクッとさせられる見事なギターソロが滑らかに入ってくる。
6. Aladdins cave
 
 中東的な雰囲気が出てくるのは、イントロ・パート。 ヴォーカルが入って来たあとではその雰囲気は曲から感じ取られない。 ヘンクのテクニカルなギタープレイが心地いい。
7. State of mind
 メランコリックなミッドテンポのドラマティック・テクニカル・チューン。 聴き手の心に染み入る、メロディ、イアンの歌唱、そしてヘンクのテクニカルな(そして、それをひけらかさずに曲の中に溶け込ませている)ギターライン、すべてががっぷり四つで組み合っている秀曲。
8. Destiny calling   
 スローテンポ ・・・と言うか、パワー・バラード。 この曲のメインを張るのは、ヴォーカルよりもピアノの方だと思う。 コーラスパート・ミッドパートでヘヴィなギターとリズム隊が盛り上げてくるのだが、これが又とても凄くいい演出である。
9. Resurrection (inst.)
10. Losers game
 どこと無く物悲しく始まる序曲の後に、正統派HMのような曲が引きずられるように付いて来る。 程なくしてプログレッシヴ且つテクニカル、そしてドラマティックな曲展開が始まり、テクニカルでありながら構築美に溢れるELEGY流の世界が紡がれて行く。
11. Suppression
12. Sweet revenge (bonus track for japan)
 共に、とても ELEGY らしいドラマティックでテクニカル、そしてプログレがかった良曲。 いずれにしても、勇壮且つ覚え易いコーラスパートとヘンクのテクニカルなギター&イアンの絶唱が素晴らしい。

 全体的にいうと、「BLACK SABBATHの「TYR」か「Headless cross」に入っておかしくない」というような雰囲気を持つ曲で占められている。 尤も、そこに更にプログレや速弾きの要素を付け足しているというのが正しい評価だが・・・。 また、4, 6, 8, 11曲の合計4曲は、イアン・パリーが一人だけで作詞・作曲をしている。 これは、彼が“バンドの一メンバー”として完全に機能している,という意味である。
 速い曲があまり無いのに、十分満足して何度でも飽きずに聴く事のできる、そういう意味では、正に数少ない名盤である。
 また、イアンの唱法は「耳を劈く」「押し付けがましい(=高圧的)」タイプではない、マーク・ボールズ のようなオペラティックで「響かせる」「聴かせる」タイプなので、余計に耳に心に残り易い。


続いて、5枚目「Manifestation of fear」を。

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ELEGY - Supreme Instinctive Dreaming Labyrinth

 かつて、デビュー当時は「オランダの超新星」とも絶賛されたものの、今ではすっかり音沙汰のなくなったバンド・ELEGY
 このバンドの作品を取上げたのは、本当に随分と前になる・・・(汗)

 今回取上げるのは、一流どころのヴォーカリストを加え、4thアルバムで大きく飛翔する以前、1stアルバム「Labyrinth of dreams」と、E.A. ホーヴィンガ 最後の作品である2nd「Supremacy」の2作品。

「Labyrinth of dreams」 (1992年)
 オビなし国内盤を某新古書店で、5年ほど前に購入。 エドゥアルド・ホーヴィンガ(Eduard A. Hovinga) の、ハイトーンを積極的に駆使する唱法を活かしたヴォーカルメロディがドラマティックな曲を活かし、更にメインコンポーザーの ヘンク・ファン・デア・ラースアーノ・ファン・ブリュッセル(Arno van Brussel) とのツインギターが精密なソロを奏でる という、パワーメタルスタイルの曲がメイン。
 この当時は、ツインギターにキーボード(Ton von der Stroom ,読み方がよく解からん・・・) の加わっている6人編成だった。

1. The grand change
2. I'm no fool   
3. Take my love
4. All systems go
5. Trouble in paradise
6. Over and out
7. Labyrinth of dreams   
8. Mass hysteria
9. Powergames 
10. The guiding light

 ヴォーカルの特性を見事に活かしきった、“若干プログレがかった”という雰囲気を持つ、ドラマティックなHMアルバム。
 点数は、この後に繰り出される数々の名盤を考えると、81点くらいにしておこうかな~,と思う。
 

「Supremacy」 (1994年)
 曲構成のテクニカル志向をより強めた、E.A.ホーヴィンガ在籍最後となる2nd。 “プログレッシヴ・パワーメタルとしての矜持を守り通す”というような作風が全体に漂っている。
オビ:「進化するドラマティック感性!  あの衝撃から一年余。ニュー・メンバーを迎え入れ、完成を見せたセカンド・アルバム。ファンタジックなサウンドが、新たな感動を呼び起こす。」

1. Windows of the world   以前の記事(Pure Metal Sampler no.9)参照
2. Angels grace   
3. Poisoned hearts
4. Lust for life   
5. Anouk
6. Circles in the sand
7. Darkest night
8. Close your eyes
9. Supremacy
10. Erase me   

 '93年に起こった ツインリードG の片割れ、Key, Dr の相次ぐ脱退を乗り越え、更なる飛躍を遂げた作品。 特に、バラードの 4. が一番の出来だと思う。 86点


「Primal instinct」 (1996年)
 E.A.ホーヴィンガ が脱退し、実力派のヴェテラン、イアン・パリー が参加した初の作品で、過去の曲をアコースティック・チューンにアレンジした上で歌い直した作品。 ・・・ちなみに、この中に収録されている 3.と 4.(3rdアルバム「Lost」収録)は持ってない。
 上の2作とは違って、しっかりと原価購入で手に入れたもの。
オビ:「新生エレジー、ついに始動!! 新ヴォーカリストを迎えての第一弾シングルは、エレジーの名曲をアコースティックにアレンジし、レコーディングした強力盤。更に日本盤のみボーナス・トラックを収録した35分収録のスペシャル・シングルだ!!」

1. Take my love
2. Labyrinth of dreams
3. Always with you
4. Spirits
5. Erase me
[bonus track for Japan]
6. Erase me (instrumental)

 見事なアレンジの下、より耽美に生まれ変わった見事な楽曲陣・・・。 これでフルアルバムの容量にしていたら、確実に92点は堅いと思う。 若干差っ引いて、84点。
 ただ、一言だけツッコませて欲しい。
・・・・・・35分ほどともなれば、シングルというよりはミニアルバムでは? と思うのだが・・・。

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Prog/Power Retro-Masterpiece of ELEGY 「forbidden fruit」

 オランダが誇る、ドラマティックなパワーメタルタイプのバンドの、晩期の ・・・というか、中期終盤に当たる時期の作品を紹介しておきたい。

 いつまでも宙ぶらりんにしておくわけにもいかないし、それ以前の問題で、前の ELEGY 記事から随分と時が流れ過ぎている事も気にしているし。。。
   過去記事    その1    その2  

・・・・・・あれから、随分と時(と記事数)が重なってきている ・・・ という独り言はさておき。

ELEGY 「Forbidden fruits」 (2000年) 
 バンドの中心人物でもあった ヘンク・ファン・デア・ラース(Henk van der Laars, G) が、娘が生まれたことを機に色々と自身の人生について考えた結果、脱退を決意して臨んだ作品。
オビ:「フランス人技巧派ギタリスト、パトリック・ロンダットを迎えた新生エレジーが放つ2年ぶり入魂の5thアルバム。」

1. Icehouse   
2. Force majeure   
3. Killing time   
4. Behind the tears
5. The great charade
6. 'til eternity
7. Masquerade
8. Elegant solution
9. I believe   
10. Forbidden fruit   
[ Bonus tracks for Japan ]
11. Eloquence
12. Always with you
13. Angel without wings
14. Spirits
15. The forgotten

 本作発表前に脱退したメイン・コンポーザーの ヘンク が作曲したのは、本編の中では 2., 3., 5., 8.の4曲。
 これまでに同じく、スピード感溢れる曲では勝負せず、ミッドテンポ辺りの DIO や SYMPHONY X に近い曲で聴き手を納得させる、いかにもなプログレ型 に嵌まらない楽曲構成。
 日本用ボーナストラックの内容は、12.から 15.までだが、1998年のアコースティック・ライヴからの出展。 93点。 ELEGY ならではの、ミッドテンポ・チューンでドラマティック且つプログレッシヴに曲を魅せる手法が、そのまま表出している。

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The Pain of Exotic Elegy - ELEGY「Principles of pain」

 オランダが世界に誇るメタルバンドの最高峰に位置していた、そして今では活動状態が不明(実質解散状態)のバンド、ELEGY の、最終(?)・7枚目アルバム。
 ヴォーカルの イアン・パリー は、このバンドを大事に思っていたらしいが・・・ 結局、「(Ian Parry's) CONSORTIUM PROJECT」やソロなどの課外活動も精力的にやっていたので、結果的に ELEGY にしっかり腰を据えていなかった事だって、バンド崩壊(多分)の重大な一つの理由だと思うのだが。


ELEGY 「Principles of pain」 (2002年)
 実質最後のアルバム ・・・多分。 理由は勿論、上述の、イアン・パリー による幅広い活動も一因ではある,という話はともかくとして。。。
オビ:「時代を切り開く進化の証!  オランダが誇るテクニカルHMの雄、エレジー。研ぎ澄まされたプログレッシヴ的感性が随所に光る、格段のスケール・アップを遂げた待望の新作、ここに完成。
1. Under my skin
2. The inner room
3. No code no honor   
4. Walking nightmare
5. Pilgrims parade
6. Principles of pain   
7. Creatures of habit
8. Silence in the wind   
9. Hypothesis
10. Missing persons
11. A child’s breath
[ Bonus track for Japan ]
12. Sacred

 今回紹介していない 4.や 8., 10., 11.も、オススメの名曲。 前作から加入した パトリック・ロンダット(G) の仕事が存分に利いた、非常に素晴らしいアルバム。 ミッドテンポを基本とし、難しくなり過ぎないテクニカル/プログレ・スタイルの会心のメタル・ナンバーが揃い踏みしている。
 92点。  B誌では、伊藤さんが81点を付けていた。 ・・・なるほど、冷静になって判断するとこれくらいになるのかなw


 次に、キプロス出身の、ほぼ同系統の楽曲構成を打ち出すバンド、ARRYAN PATH のアルバムを紹介 ・・・していたが、故あって(応援したいという意味で)、紹介アルバムは別記事へと分離することにした。


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Pre-Information by Accolades of Tragic Wings -SYMPHONY X 「The divine wings ~」「The odyssey」

 SYMPHONY X のニュー・アルバムが7月に発表されるので、それに備えて、予習側代わりとして持っているCDを記事に出しておきたい。    過去記事  

 元々このバンドは大好きで、アルバムも結構揃えている方だったし、これまでにもよく引き合いに出していた。  ・・・・・・ここまで来てようやく、思い腰を上げてレヴューする事に決めた。
・・・・・・随分と、遅い な~~~・・・

「The divine wings of tragedy」 (1997年初盤,2003年Digipack版)
 輸入盤につき、オビなし。
1. Of sins and shadows
2. Sea of lies
3. Out of the ashes
4. The accolade   
5. Pharaoh
6. The eyes of Medusa   
7. The witching hour
8. The divine wings of tragedy
9. Candlelight fantasia

―・ Enhanced element (features screensaver & Band interview)

 20分を凌ぐ超大作の 8.を筆頭に、ずっしりとした曲が並んでいる9曲65分の重厚なアルバム。 そんな中でも 3.が唯一、浮くことなく短めに終わっている ・・・というイメージも、無きにしも非ず。
  紹介曲選曲の条件は、以前紹介したベスト盤に入っていないこと。
 
 点数は、 90点。 採点には非常に迷ったが、曲の重厚さと緻密な構成、ヘヴィメタルならではのアグレッションとメロディの演出、そして、ダレることなく一気に長曲を聴かせてくれる事を考えると、これくらい(の点数)は当然かな,と。

 

「The Odyssey」 (2002年)
オビ:「ネオ・ドラマティック、衝撃の美学  震撼と旋律が渦巻く、究極の「X」。美しきシンフォニーの第6章、開幕」

1. Inferno (unleash the fire)
2. Wicked
3. Incantations of the apprentice
4. Accolade Ⅱ   
5. King of terrors
6. The turning
7. Awakenings   
8. The Odyssey -
             Part 1. Odysseus’ theme / overture
             Part 2. Journey to Ithaca
             Part 3. The eye
             Part 4. Circe (Daughter of the sun)
             Part 5. Sirens
             Part 6. Scylla and charybdis
             Part 7. The fate of the suitours / Champion of Ithaca

9. Masquerade ‘02

 壮大なサーガと、それを彩る、ヘヴィ&アグレッシヴ、且つメロディックな要素が高次元で融合した各楽器のアンサンブル・・・・・・
 8.は24分に及ぶ7部構成の大曲。
 
 点数は、86点。 B誌では、小澤 80点 、広瀬 81点 、幅 83点 だった。



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Lost Symphonium for pre-Iconoclast  SYMPHONY X「paradise lost」

 シンフォニー・エックス の新譜「Iconoclast」が近々(6/22)出るので、予習として久々に、現時点での最新「Paradise lost」を取り出し、何度も聞き返した。


SYMPHONY X 「Paradise lost」 (2008年)
 「The odyssey」から、実に4年半を経て発表された7作目。
 付属DVDが目的で、輸入盤のものを選んで買った。 当然、オビなし。

1. Oculus ex inferni   2. Set the world on fire
3. Domination   
4. Serpent’s kiss
5. Paradise lost
6. Eve of seduction   
7. The walls of Babylon
8. Seven   
9. The sacrifice
10. Revelation (Divus pennae ex tragoedia)

[ DVD ]
5.1 surround of the Entire Album +
―・ Serpent’s kiss (vide clip)
―・ Set the world on fire (video clip)
 


 楽曲構成、ヴォーカルを含む全ての楽器の演奏力、更にそれぞれの紡ぎ出すメロディ・フレーズのアンサンブル・・・・・・  バンドの中心人物である マイケル・ロメオ(Michael Romeo) 氏によるギターワークも凄まじいが、それ以外にもとにかく様々な要素が高次元で合わさり、展開される。 変な喩えかもしれないが、「高級料理店で一番高い水炊き」というか・・・ いや、ヘヴィ且つアグレッシヴな面も多々あるので、ちゃんこ鍋の方に近いか。
 ラッセル・アレン(Russel Allen) のヴォーカルと マイケル・ピネッラ(Michael Pinnella) のキーボード・ワークも凄まじいが、マイケル・レポンド(M. Lepond) の様々なベース・フレーズも、ジェイソン・ルロ(Jason Rullo) のドラムもこの一大歌劇の演出に一役も二役も買っている。
 プログレッシヴ&ネオ・クラシカルなスタイルとヘヴィメタルの源流ともいえるヘヴィネスとのバランス ・・・いや、統一感がやはり最大の聴き所だと、個人的に思う。
 
 点数は、92点。 B誌では、広瀬が88点を付けていた。


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God's Heavy Symphony in Dark-Prog (SYMPHONY X「iconoclast」)

 マイケル・ロメオ 率いる民主主義型アグレッシヴ&プログレッシヴ・ドラマティック・メタルバンド、SYMPHONY X の8枚目スタジオアルバム。   購入記事 


SYMPHONY X 「Iconoclast」 (2011年) 
オビ:「人類を終焉へと導く機械仕掛けの神・・・  プログレッシヴ・メタル・シーンのマスターマインド、渾身のニュー・アルバムを創造 超絶技巧により奏でられる交響曲が、機械に支配された世界をシリアスに描き出す

[ Disc-1 ]
1. Iconoclast
2. The end of innocence
 
3. Dehumanized
 
4. Bastards of the machine
5. Heretic
6. Children of a faceless god
7. When all is lost

[ Disc-2 ]
8. Electric messiah   
9. Prometheus (I am alive)
10. Light up the night
11. The lords of chaos
12. Reign in madness

 特にどの曲が良い とは言えないものの、聴き応えのある、長尺なところを気にせず一気に聴かせてくれる曲が揃っている。 要は、全ての楽器がそれぞれ奏でるフレーズと見事なアンサンブルが、変わらずインテンシヴで流麗かつフックに富んでいるという事。 ダーク&アグレッシヴという要素もここ数作で随分と押し広げられており、とても自分好みだ。
 92点。 B誌では、伊藤さんが「2枚組は聴き手の忍耐力を試されるが、楽曲の良さがそれを払拭していく。」と評して88点を付けていた。 ・・・というか、クロスレヴューじゃないのか・・・・・・。


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5つ目のシンフォニック・サーガ -SYMPHONY X「Ⅴ ‐新・神話組曲」

 SYMPHONY X の5thアルバムを。

 発表当時にすぐに購入を決めたので、10年くらいの付き合いがある一枚だが、久しぶりに聴くのは、・・・・・・2年振りくらいか? 死蔵 とまではいかないが、タフボックスの中から久々に引っ張り出してから、何度か聴いてレヴューしてみた。


SYMPHONY X 「Ⅴ – The new mythology suite」 (2000年)
 エドガー・ケイシー の透視したアトランティス文明や古代エジプト神話などを扱った、極めて重厚で奥行きのあるコンセプトもの。 アルバムタイトルの通り、バンドとして通算5枚目のフル・スタジオ・アルバムである。 更に、歌詞や注釈の日本語訳は、日本エドガー・ケイシーセンター の協力を仰いでいる という点で、対訳の仕事ぶりも徹底したものだ。
オビ:「壮大なるコンセプト・アルバム。シンフォニー・エックス、待望のニュー・アルバム!」

1. Prelude   2. Evolution (the grand design)
3. Fallen   
4. Transcendence (segue)   5. Communion and the oracle
6. The bird-serpent war / Cataclysm
7. On the breath of Poseidon (segue)
8. Egypt   
9. The death of balance / Lacrymosa
10. Absence of light
11. A fool’s paradise
12. Rediscovery (segue)   13. Rediscovery (Part Ⅱ) – The new mythology
 

 全曲それぞれに邦題が付いており、それぞれが、

1.地球への降下
2.大いなる進化の計画
3.堕落 - べリアルの息子たち
4.変容
5.聖なる力、聖なる知恵
6.光と闇、善と悪の戦い
7.海神ポセイドンの息
8.ラタの国、エジプト
9.光から闇へ
10.光の喪失
11.愚者の楽園
12.甦るアトランティス 1部
13.甦るアトランティス 2部

 となっている。

 M.ロメオ による緻密な曲構成、それを支える他のメンバの働きは、相変わらず見事。 ・・・当たり前の事だが。
 点数は、90点。 コンセプトものとしての完成度・各曲の良さは、折り紙付き。

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テーマ : HR/HM
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Symphonious Misteriosity in Olympus

 マイケル・ロメオ をリーダーとする、US産シンフォニック・ドラマティック・メタルの最高峰、SYMPHONY X の、デビュー作と4枚目スタジオフルアルバム「トワイライト・イン・オリンポス」を纏めて紹介しておく。   購入記事

共に、デジパック(紙ジャケ)版。

SYMPHONY X 「Symphony X」 (special edition) (1994年初盤,2003年再発)
 ヴォーカルが Rod Tyler だったころの唯一の作品。 Romeo 以外のメンバーは、Pinnella(Key) , Miller(B) , Rullo(Dr) の3人である。
 「special edition」で、ジャケット・アートワークは変わらないけどインナー・ブックレットのデザインは原版と大きく変わっているらしい。

1. Into the dementia   2. The raging seasons
 
3. Premonition
4. Masquerade
5. Absinthe and rue
6. Shades of grey
7. Taunting the notorious   
8. Rapture or pain
9. Thorns of sorrow
10. A lesson before dying   
[ Enhanced element ]
―・ screensaver & Band interview

 1.は 2.のイントロだが、紹介動画は 2.の単独もの。
 何というか、月並みな事しか言えないが、当時から既に音楽性のレヴェルは相当高い。 また、作詞と作曲のクレジットは一括してメンバー5人の連名表記となっている。
 点数は、86点。 


「Twilight in Olympus」 (1998年初盤,2003年再発)
 ドラム担当は Tom Walling で、他の(R.アレン 含む)4人は不動のメンバー。

1. Smoke and mirrors   
2. Church of the machine
3. Sonata
4. In the dragon’ s den
5. Through the looking glass -Part Ⅰ,Ⅱ & Ⅲ
   
6. The relic   
7. Orion - the hunter
8. Lady of the snow
[ Enhanced element ]
―・ screensaver & Band interview

 3.は ベートーヴェン の「Sonata #8 in C minor」(小曲)のカヴァー。
 この辺りから、ヘヴィネスとアグレッションにより力を入れるような楽曲構成とサウンドプロダクションを目指すような雰囲気がある。 Pinnella & Miller による作詞・作曲への貢献も非常に力強く機能している。

 点数は、84点。 

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テーマ : HEAVY METAL
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Blinded Memories Coming to Defensive Fantasista (BLIND GUARDIAN's re-worked materials)

 ドイツ出身・HELLOWEEN の同期組ドラマティック/ファンタジック・メタルバンド、BIND GUARDIAN の、コンピレーション色が強い、結成25周年記念ベスト&アンソロジー・アルバムを。   購入記事


BLIND GUARDIAN 「Memories of a time to come」 (2012年)
 輸入版で買ったため、オビなし。

[ CD - 1 ]
1. Imaginations from the other side
    
2. Nightfall
3. Ride into obsession
4. Somewhere far beyond
5. Majesty
6. Traveler in time   
7. Follow the blind
8. The last candle

[ CD - 2 ]
1. Sacred worlds   
2. This will never end
3. Valhalla
4. Bright eyes
5. Mirror, mirror
6. The bard's song (in the forest)
7. The bard's song (the hobbit)
8. And then there was silence   

[ CD - 3 (the demos) ]
1. Brian
2. Halloween (the wizard's crown)
3. Lucifer's heritage
4. Symphonies of doom
5. Dead of the night
6. Majesty
7. Trial by the Archon
8. Battalions of fear
9. Run for the night
10. Lost in the twilight hall
11. Tommyknockers
12. Ashes to ashes
13. Time what is time
14. A past and future secret
15. The script for my requiem

 時代を追っていく毎に(アルバム発表を重ねるごとに)、ハンズィ・キアシュ(Hansi Kürsch) のヴォーカルやメンバーのスキルアップ、楽曲構成能力が向上している という事が、CD-3 を聴けば丸判り となっている。

 また、トーメン・スタッシュ(Thomen "The Omen" Stauch) が脱退し、フレデリック・エームケ(Frederik Ehmke) がドラマーとして加入してからのナンバーは CD-1 の 3., CD-2 の 1., 2., 3., 7., 8.であり、
 オリヴァー・ホルツヴァース(Oliver Holtzwarth) がベースで参加しているのは CD-1 の 2., 3., CD-2 の 1., 2., 3., 5., 7., 8.である。
 また、カイ・ハンセン が、CD-1 の 8.でギターを弾いている。

 CD-3 では、バンドがまだ以前のバンド名 LUCIFER'S HERITAGE を名乗っていた頃を思わせる初期の曲なども収録されている。
 点数は、86点


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プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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