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漫画、それは芸術作品である。 ・・・by どこかの音楽家

先日に引き続き、しっかりとハード且つヘヴィにロックしてる玄人バンド・人間椅子の紹介を。

「無限の住人」 (2008、オリジナルは1996年)
1. 晒し首
2. 無限の住人
3. 地獄
4. 蛮カラ一代記
5. 莫迦酔(バッカス)狂ひ
6. もっこの子守唄
7. 刀と鞘
8. 辻斬り小唄無宿編
9. 宇宙遊泳
10. 黒猫
 人間椅子のファンである、代表作「無限の住人」で有名な漫画家・沙村広明先生が、自分の漫画のイメージソングを依頼して、また同時に本作のアルバムジャケットを始めとする全ての絵を手がけた、快心の傑作。
“ABBA”山宗介と断身九印(だんしんくいん)や司度菱安(しど ひしやす)、川上新夜(あらや)などなどの登場人物とは全く無縁な、紅世真正の魔神・キャプテンブラボーこと黒井鯖人に由来するドゥーミーな曲が満載 ・・・という事もないかな?  ・・・江原正士さん、ゴメンナサイ。
 他にも気になる名前の登場人物が漫画の中に出てくるけど、それは一先ず置いといて。 尸良を題材にしたようなポップな感じの 8. といい、沙村先生の漫画と密接に関係している 1.~3. と 7. も、今作のコンセプトとは大きくかけ離れた感じの 4.~ 6. と 9. も、非常にこのバンドらしいうねりと重さを持った、聴き応え十分の快作。
 沙村先生によるイラストも秀逸で、楽曲の持つ世界観をしっかりと表している。
 ・・・これだけ、他の人間椅子の作品と一線を画して、アニメイトでも売られている(当然)。  店内での写真撮影は禁じられているので、証拠は気になった人が各自でしてくださいwww  ・・・物凄く個人的になるけど、90点、いや、93点を入れさせてください!^^

「頽廃芸術展」 (1998年)
一番最初に買った人間椅子の作品。
壱 胎内巡り
弐 戦慄する木霊
参 九相図のスキャット
四 血塗られたひな祭り
伍 菊人形の呪い
六 天体嗜好症
七 村の外れでビッグバン
八 ED75
九 エキサイト
捨 阿片窟の男
捨壱 銀河鉄道777
捨弐 ダンウィッチの怪
↑の漢数字は、アルバム裏の表記に沿ったもの。

 今更ながら、「こんなのを初期に買う事を選び、しかもよくはまり込めたな~」などと感慨に耽って当時のことを思い出してみたり。^^ ・・・要するに、ナチズム/ヒットラーの芸術政策を今になって皮肉るというアルバムタイトルに思わず惹かれてしまったんだろうな。。。 
 ここまでベースが際立って聞こえるサウンドプロダクションも、確か初めてだったし。
 ポップな感じのする 7 や陰鬱な粘り気を持つ 8. 、コミカルなアップテンポチューンの 9. といった曲も捨てがたいが、緊張感が最も高い 5. と、展開の多い 12. も乙なものである。
 ブラック・サバスの全ての時代を網羅してそれぞれの要素を抽出し、それをアルバム一枚の中に上手く反映させた作品。・・・しかし、人間椅子の作品はデビュー当時からそんなにブレていないので(曲作りのスタンスが不変)、バンドとしての方向性を全く見失わない標準作。
 そういう意味では、突出して良い曲というのは目立っていないのだが・・・。 78~80点程度かな。

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テーマ : ジャパメタ
ジャンル : 音楽

これを聴いて、良いと思えないやつらは失格!

 以前紹介した OVERKILL は、Playing with spider/Skullkrusher や Gasoline dream や Elimination や、Green and black や Hello from the gutter や Undying などといった、極めて多様性に富む楽曲を世に送り出している。
 が、それなりに非常に多様性に富んだ音楽的引き出しを持つバンドが日本にも立派に存在する。
 しかもそのバンドは、ベースにも特徴があり、メインヴォーカルと、その特徴あるベースプレイヤーもやはり不変であるという意味では、OVERKILL に意外と似ているのでは,と思われる部分がある。  ・・・私個人の偏見ですが何か?

 実は、そのバンドこそが、人間椅子 なのである。
 ベースとヴォーカルを担当する鈴木研一さんの声が特徴的だし、ぶっといベースラインがあることもあり、
 Playing with ~ のようなドゥーミーな曲は「未来浪漫派」の"深淵"「頽廃芸術展」の"ダンウィッチの怪"にも通じるし、
Gasoline dream などに代表されるドラマティックなスロー/ミディアムでバラードちっくな曲としては「無限の住人」収録の"春の海"「未来浪漫派」収録の"塔の中の男"と系統が似ているし、
 「二十世紀葬送曲」収録の"サバス・スラッシュ・サバス"その他のようなスピード・スラッシュ・チューンもあるし、
 いかにも“初期BLACK SABBATH から影響を受けました”というようなタイプの曲も非常に多く(例えば「頽廃芸術展」"血塗られたひな祭り" "菊人形の呪い"とか)
 前出"Hello from the gutter""Spiritual void"のようなロックンロール・スタイルの曲に例えるならば「無限の住人」 "辻斬り小唄無宿編"もあるし、
 コミカルな曲は、これまた多い。 「頽廃芸術展」の"村の外れでビッグバン" と "エキサイト" が代表例。
 更にここに、日本民謡を土台とした"もっこの子守唄"などの曲も加わってくる。

 作る曲の種類が物凄く多いので、ジャンル分けするのならば、「明らかにドゥームとは一線を画すし、ロックンロールというわけでもなく、パワー・スラッシュタイプの曲まであるのに(以下略)」・・・という議論が延々と続き、やはり、「人間椅子 は、とにかく、メタルバンドなんだ!」としか言わざるを得なくなってしまう。

 ・・・今回取上げるのは、そのバンドのデビュー作。
人間椅子 「人間失格」 (1990年)
 2年ほど前に買った。もっとスローな曲があるだろうな,と思ったら、意外とロックビートを利かせた、結構’70年代型ハードロックに近い曲が多くてビックリした。
この時点で、「音像がドゥームっぽいけど、和嶋慎治さんの非常に多彩なギターラインと適度にヘドバンさせるロックビートが「明らかにドゥームじゃねええ!!!」と思わせてくれる」というこのバンドとしての個性が確立されている。 ・・・見事な「ロックバンド」としてのアイデンティティが聴き取られた。 だって、全体的に感じると、ドラムの手数の多さがドゥームメタルの3倍以上あるし、ベースフレーズやギターフレーズの多彩さがドゥームメタルの20倍以上もあるんだもん!!!

 誰だ、このバンドをドゥームメタル呼ばわりしたバカは。

 ともあれ、何故かは解からないが、人間椅子は、メンバーの格好から「イロモノ」扱いされた4大バンド(他は、ヴォーカルがドヘタクソな事で有名な筋肉少女帯、ヴィジュアル系の走り・X JAPAN 、そして当然 聖飢魔Ⅱ)の中で、知名度が一番低い。 ・・・本当に、これを久しぶりに聴いて、何故かと理解に苦しんだ。
オビ:「生まれてすみません」
1. 鉄格子黙示録  2. 針の山
 
3. あやかしの鼓
4. りんごの泪
 
5. 賽の河原
6. 天国に結ぶ恋
7. 悪魔の手毬歌
8. 人間失格
 
9. ヘヴィ・メタルの逆襲
10. アルンハイムの泉  11. 桜の森の満開の下
 1.は2.の序章に当たる不気味なインスト( 2.の作曲クレジットは、「Tony Bourge, Burke Shelly, Ray Philips」となっている)。 以降、BLACK SABBATH 以外にも、IRON MAIDEN からも JUDAS PREST や DEEP PURPLEからも影響を受けててそうな、和嶋さんのギターと鈴木さんのベースがしっかりと利いた、曲中でテンポチェンジするという、またメロディにクセのある展開を見せるミッド~アップテンポの曲が出て来る。
 ドゥームっぽいという曲は、7.と 8.になって漸く出てくるといった感じか。 ・・・いや、8.は、途中でスピードアップしてからそのまま終わりに向うから、極めてドラマティックHM的だし。 9.はタイトル通りのHM的チューン。
 10.はメロウなインストで、11.は重厚でドゥーム&ロックなドラマティックチューン。

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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

人間椅子。 一応、ジャパメタ。 最新作。

 去る11月7日、CYCLONE TEMPLE と同時にわが手元に届いたもう一枚のアルバム。 それが、人間椅子の最新作・「未来浪漫派」である。

 ただ・・・ ついでに余計な事を言うようだが、このバンドは過小評価されているというのか、あまり他のジャパメタ(HR/HM)を扱うサイト・ブログでこのバンドを扱う記事を目にしたことがない。
 だからこそ、この人間椅子というバンドの存在と素晴らしい楽曲をPRし、プッシュしたい・・・というか、とにかく他のジャパメタ ・・・に限らずヘヴィメタル愛聴者の方々に薦めて行きたいと思っている。
オビ:「心の中に何かを持つ事ができたなら、それはロマンと呼んでいい」
「未来浪漫派」
1. 太陽の没落
 文学的な歌詞世界と、ブラックサバス・レッドツェッペリンから影響を受けたギターライン、鈴木研一氏のぶっといベースのアグレッシヴな演奏がさっそく出てくる。 如何にも人間椅子らしすぎる典型的な曲。
2. 輝ける意志
 上記2バンド以外のHM系バンド、例えばNWOBHMの時期に出てきた英国産バンドからも影響を受けた事が感じられる、ロックしている正統派HMに近い雰囲気の曲。
3. 浪漫派宣言
 世界的に有名な芸術・哲学の分野で活躍した偉人を歌詞の中に登場させ、太く暴れる鈴木氏のベース&ヴォーカルのうねりを前面に出した、“グルーヴ間溢れるけど、グランジや90年代のニューヘヴィロックでもなく、(俺はよく知らないけど、多分)70年代中期のハードロックに一番近い(と思う)”曲。
4. 至福のロックンロール
 コミカルなポップロックが、ヘヴィ化したような感じ。 和嶋慎治さんのギターも、これまでのHR/HMっぽい感じのでなくて、ポップ? な明るい感じのプレイ。
5. 愛の法則
 これは 4. と同じくポップな展開で「結構面白い、軽く聞き流せるようなロック」と思っていたが、その期待を良い意味で裏切る粋な曲展開・メロディ展開が出てくる。 意外とヘヴィメタル風の曲だったりする。 歌詞は激情物のドロドロしてない恋愛小説的なもの。
6. 赤と黒
 出だしのギターラインで、思わず笑ってしまった。 ・・・これって、RAINBOW の、“あの”超有名曲やん! 歌詞はともかく、曲(とギターライン全て)が、B(以下略) ・・・いや、ブリティッシュHR/HMの教科書的な感じなのが、却って笑える。 何故か、ドラムの ナカジマノブ さんがこの曲でヴォーカルを担当している。
7. 冥土喫茶
 にゃーメイド*コスプレの榊原ゆい さんが「にゃんだふる」を歌いながら出迎えてくれる ・・・なんて訳もなく、いちいちそんなしょーもない事を妄想せんでも、聴き手を確実に三途の川のすぐ横に案内し、絶望の調べを与えてくれる。 死に装束で死臭を振りまきながら骸骨(コスプレでない)の女給さん達が出迎えてくれます。 「あの世着いたらすぐおいでよ」と・・・。 ヘドバン型アップテンポHRチューン。
8. 塔の中の男
 9分近い、暗澹とした曲。 こういうのも人間椅子というバンドの作る典型的な曲のパターンの一つであり、自分としてはOVERRKILL 「W. F. O. 」の"Gasoline dream"に近いように感じた。 緊張感と叙情性のある始まり方をするも、途中ではポップな展開も見せ、その後間もなくブルージーな短いパートを挟んで緊張感と叙情性のある本編のテーマへと突入していく。
9. 月下に捧ぐ舞踏曲
 鈴木さんの粘っこいヴォーカルと、それをバックから押し出してくるインスト陣。和嶋さんのギターに派手さはないが、結構いいフレーズが出てくる。
 
10. ヤマさん
 サビの部分の歌詞が「ヤマさん あばよ」だけという単純なものだが、それ以外の部分はHR/HMの教科書に掲載されてもおかしくないフレーズと曲構成。
11. 秋の夜長のミステリー
 超短編のホラー・ミステリーのネタを網羅したような歌詞。そんな、ポップロック調の曲である。インストパートでのアンサンブルは「流石ヴェテラン」といった所か。
12. ばっちりいきたい子守唄
 軽快なヘドバン型アップテンポ・ハードロック。 暴れ気味のギターソロが印象深い。
13. 深淵
 9分を越す大曲。 展開が多く、中々に練り込まれた和風ドラマティックチューン。 スラッシュ気味に走る部分では思わずOVERKILLを連想してしまうし(ベースが目立ってるから)、ブルージーな部分・暗い部分では和嶋さんのギター演奏に耳が惹かれるし、で、聴き応えがある良曲。 っていうか、サビの部分がスラッシュメタルにとても近いパターンなんだけど・・・
 
 うん・・・・・・・・・。 和嶋さんのギターも鈴木さんのベースも、しっかりとロックして ・・・いや、ハードロック・ヘヴィメタルを演奏しているし、歌い手は大槻ケンヂよりずっと巧くて安定した歌唱だし、しかるべき評価・扱いを受けていい。 何か、マイナーな方に押しやられてあまり取り上げられてない感がするのだが・・・。。。
 本当に、全うな“日本語を使うヘヴィメタルバンド”だと思う。 ・・・「85点」。 ・・・いや、布教目的でもうあと2点上乗せしてもいいかな?

 ・・・・・・・・・で、取り敢えず何だ、 未だ読み終えてないBURRN! 11月号にも12月号にも取り上げられてレヴューされてない(しかも、「はみ出しリリース」コーナーにすら乗ってない)というのは、どういうわけなんだ。

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テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

黒き夜叉の、桜の森の満開の下。

  “いかにもな純国産”というイメージのある、しかもそれでいて良質なHMバンド とくれば、やはり 人間椅子 は外せないだろう。
と、いうわけで、かなり久しぶりに、人間椅子の作品を紹介する。


「桜の森の満開の下」 (1991年)
ドゥーミーなうねりを持つ、初期 BLACK SABBATH からの影響を強く受け継いだ、しかしそれ以外の NWOBHM系諸バンド からの影響も受け継いでいる事を感じさせる、二枚目のアルバム
オビ:「御用のない者、通しゃせぬ。」
一.爆弾行進曲
二.遺言状放送
 
三.心の火事
四.憂鬱時代
五.夜叉ヶ池
 
六.東京ボンデージ
七.盗人讃歌
八.相撲の歌
九.甲状腺上のアリア
十.太陽黒点
 一筋縄ではいかない曲展開を見せ、「ドゥームメタルバンドでない」事を主張しているかのような 一 と 二。 三 はブリティッシュロックを感じさせる。  七 は7分近くの、ドゥーミー且つドラマティックな曲。 当然ながら、コミカルな曲もある。  八 は、「この曲、貴方はご存知ですか?」と、デーモン小暮閣下に訊いてみたくなるタイトルだが・・・w  九 は、マイナープログレ調の物凄く不思議なヴォーカルメロディを持っている。 十 は、アルバム中最重最遅のねっとりしたグルーヴを孕む曲だが、やはり人間椅子ならではの、IRON MAIDEN からの影響であろう曲展開を導入した7分近くの“大作“型の曲で・・・ 本当はこの「太陽黒点」を貼り付けたかったけど、探しても見当たらなかった・・・。
 やっぱり、曲展開が曲展開だから、“ドゥームメタル”とは違うバンドだと思う。

最近別の所から脚光を浴びる形で話題となっている小説を題材にした、大学文学部卒業の知識を確実に下地に置いている、“非常に純日本文学的な”歌詞を交え、それ以外の様々な要素もぶち込んだ、ハードロック/ヘヴィメタルというジャンルにしっかりと根ざした作品。  点数は、82点
人間椅子支援同盟(勝手に命名)  関連記事    当ブログ内関連項目

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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

士と修羅道と鬼と、相剋と・・・・・・  人間椅子「修羅囃子」

 日本産で、“いかにも”な純国産の空気を放出し続けている、独特のグルーヴとセンスを持つ、唯一至高と言っても差し支えない、「バンド=ジャンル」としての存在を示しているヴェテラン・トリオ・バンド、人間椅子の、十一枚目のスタジオ・フルアルバム。

 陰陽座のメンバー以外にも、意外な所では、VRAIN の KASSY(B) も、このバンドからの多大な影響を公言している(HPの自己紹介参照)。

人間椅子 「修羅囃子」 (2003年)
 後藤マスヒロさん参加としては最後の作品。 ジャケットでは、和嶋さんの和風女装姿が目に痛い が・・・(苦笑) 日本刀を構える鈴木さんの格好が、とても凛々しくてサマになっている。 3人合わせて、何となくちぐはぐなスタイルだが、多分、チンドン屋なんだろうな,と思う。
オビ:「修羅の如く、煩悩世界で我らは歌う、力強く! かなしく! おかしく!」 
  ・・・・・・何と言うか、“らし過ぎる”と思って、ふと笑ってしまうアオリ文である。

一. 東洋の魔女

二. 鬼
三. 愛の言葉を教えよう
四. 月に彷徨う
五. 野球野郎
六. 最後の晩餐
七. 終わらない演奏会
八. 王様の耳はロバの耳
九. 恐山 (ショートver.) 

十. 蛇性の淫
十一.相剋の家

 恐らく誰にも真似出来ないであろう独特の“うねり”と“粘り”を持つ、鈴木さんのベース&ヴォーカル、和嶋さんの堅実で、本当に派手さはないけどツボを心得たギター、そして、ポップセンスもプログレ・センスも併せ持つ後藤さんのドラム が、見事だ。
 ポップロックっぽい感じの曲も混ざっているが、そんな曲でも、そのベース1つだけでも充分に BLACK SABBATH からの影響を持つ一曲へと変貌させてしまう、鈴木さんの持つ妖力(?)が良い。 十.と 十一.もお薦めの曲なのだが、ネット(YT)上には無かった。
 B誌では、小澤さんが81点をつけていた ・・・・・・・・・・・・が、個人的には、86点を献上しておく。


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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

疾風怒濤・ライヴ・ライヴ!! ――人間椅子

 人間椅子の、2010年発表・DVD付き初ライヴアルバム。

 観終わった後の感想を一言だけで言い表すと、「白熱した!!!」となる。 ・・・今年買った(今年発売の)ライヴDVDとしては、トップランクに入るほどの、見事な盛り上がりようを見せてくれたライヴ作品だった。  ・・・・・・・・・ライヴDVDなんてそんなに買ってないけど、この三人組のメタルバンドとしてのライヴパフォーマンスは、自分が観た中では、MEGADETH よりも HEAVEN AND HELL(≒ディオ時代のBLACK SABBATH) に近いタイプの、非常に良い内容だと思う。

人間椅子 「疾風怒濤」 (2010年)
 大阪・名古屋・東京でのライヴの熱い様子を伝えてくれる作品。
オビ:「ロックとは情動の表れだ。 横溢する命、終わらない青春―――。 活動21周年目にして初のライヴ盤。CD2枚+DVD1枚の、豪華な3枚組! DVDには特典PV入り!!

( CD - 1)
一. 鉄格子黙示録
二. 恐怖!! ふじつぼ人間
三. りんごの泪
四. 塔の中の男
五. 蟲
六. 品川心中
七. 賽の河原
八. どだればち
九. 陰獣
十. 水没都市
十一. 死神の共演

( CD - 2)
一. 深淵
二. 心の家事
三. 暗い日曜日
四. 冥土喫茶
五. 相剋の家
六. 赤と黒
七. 地獄
八. 天国に結ぶ恋
九. 針の山
十. 人面瘡
十一. 道程
十二. 地獄風景
十三. 幸福のねじ
十四. ダイナマイト
十五. どっとはらい

(DVD -「疾風怒濤」東京公演より全17曲)
一.鉄格子黙示録
二.りんごの泪
三.塔の中の男
四.賽の河原
五.陰獣
六.深淵
 
七.死神の饗宴
八.冥土喫茶
九.相剋の家
十.赤と黒
十一.地獄
十二.天国に結ぶ恋
十三.針の山
(アンコール) 十四.人面瘡
       十五.道程
       十六.地獄風景
       十七.どっとはらい

(DVD オマケ PV)  品川心中
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・予想以上に白熱した、会心の熱狂ライヴ作。
 意外と客席に若い(若く見える?)女性が結構いた(しかも、結構前列の方に)のが、印象的だった ・・・が、それ以上に、鈴木さんのベースプレイと和嶋さんのギタープレイ & 歌唱、そして当然だが ナカジマノブ さんのドラムと歌が、ライヴ会場内で冴え渡っていた。
 個人的には、鈴木さんのベースよりも和嶋さんのギターの方が凄まじいと思った(「針の山」での歯ギターもさることながら、「地獄」でのギターソロからは、明らかに 玄人としての威厳 が漂ってきた。敢えて“ヴェテランのオーラ”とは表現しない)。
 観衆も、拳やメロイックサインや中指を突き立てるなどの形で腕を振りかざし、ガンガンに乗りまくっていた。

 また、PVでの、和室で和装で演奏する和嶋さんと鈴木さん の姿が、とても格好良く見えたのも、またツボである。

 点数は・・・・・・ これにも、前に紹介した & 上述の HEAVEN AND HELL や MEGADETH のライヴに同じく、90点は付けても悪くないと思うくらいなのだが。 


・・・・・・・・・やっぱり、人間椅子 は、とても素晴らしいメタルバンド、もといロックバンドだ。 そう思わせてくれる、素晴らしい作品だ。   B誌でも、しっかりと取り上げて欲しいと思うのだが ・・・ ・・・ ・・・2月号で、取り上げてくれるのか?

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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

日本を代表する重金属音楽楽団、人間椅子の傑作歌曲集。

 人間椅子の、「最新」ベストアルバム。   「買った」ことを表明していた記事
 

人間椅子 「人間椅子傑作選」 (2009年)
オビ:「新録音四曲を含む、渾身のベストアルバム! 原典「陰獣」から新曲「狂い咲き」まで、人間椅子二十年の軌跡に、刮目、驚倒せよ!!」
[ 盤の一 ]
一.陰獣
二.針の山
三.りんごの泪
四.天国に結ぶ恋
五.賽の河原
六.人面瘡
七.夜叉が池
八.幸福のねじ
九.羅生門
十.ダイナマイト
十一.暗い金曜日
十二.どだればち
十三.地獄
十四.黒猫

[ 盤の二 ]
一.鉄格子黙示録
二.猟奇が街にやって来る
三.蟲
四.幽霊列車
五.地獄風景
六.死神の饗宴
七.相剋の家
八.道程
九.洗礼
十.恐怖!! ふじつぼ人間
十一.品川心中
十二.膿物語
十三.どっとはらい
十四.狂い咲き


 正統派HR/HMからの影響を感じさせてくれるメタル曲,ドゥーミーな遅型の曲,コミカルなもの,盛り上がり必至のスラッシュチューン,展開・フックの多いドラマティックなもの、・・・などが、バランス良く入っている  と、思う。 また、「狂い咲き」は、このアルバム用に書き下ろした新曲。
 「陰獣」、「鉄格子黙示録」、「猟奇が街にやって来る」 は、新録音ヴァージョン。

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「盤の二」に収録されている楽曲陣のほうを聴いて、特に、「このバンドは、“ドゥームメタルバンド”なんかじゃねえええ!!!」と、思い知らされた。
 
 点数は、88点。  優れたメタル曲 だけという訳ではないが、収録曲の種類は非常に多彩である。


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(以降、ライヴ動画を貼り付けておきます。)

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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

人の道など、朱雀大路の埋葬蟲に喰わせて置けば良い -人間椅子「羅生門」

 人間椅子に嵌まってから間もない時期に買ったアルバムの一つ、「羅生門」を。


 説明不要の、日本が、いや、青森県が誇る実力派ヴェテラン・ヘヴィメタルバンドの、四枚目のスタジオ・フルアルバム。

人間椅子 「羅生門」 (1993年)
オビ:「この国は誰も鬼の貌、ここは ―― 」

一.もっと光を!
 
二.人間椅子倶楽部
 
三.なまけ者の人生
四.埋葬 (しで) 蟲の唄
五.青森ロック大臣
六.ナニャドヤラ
七.ブラウン管の花嫁
八.憧れのアリラン
九.羅生門


 個人的に一番気に入ってるのは、圧倒的な存在感を放つドラマティック・チューンである、 タイトルトラックの 九.である。 バンド・アンセム とでもいえそうな 二.もあるが、もっと“良い”曲 はある。 今回紹介したポップな感じの2曲よりも、初期BLACK SABBATH からの影響を感じさせる、おどろおどろしい方が、鈴木さんや和嶋さんのヴォーカルには合うと思うのだが・・・・・・

 点数は、89点。  パワー・スラッシュ・チューンの 六.の動画が無いのも、残念だと思う。
 いずれも、かなり“ロック然りとした”曲が揃っている。  バンドの代表アルバムである事を、今回聴き返して強く実感した。


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 震災後の無事報告があって、何よりだった・・・。。。 これからも、地元・青森のために頑張って下さい,としか言えませんが、とにかく本当に、ご無事で何よりだったと思います。

テーマ : ジャパメタ
ジャンル : 音楽

多分、日本の オーヴァーキル(・・・?) の、新作。 (人間椅子 「此岸礼賛」 +「怪人二十面相」)

 青森県出身の 鈴木研一さん(B/Vo) と 和嶋慎治さん(G/Vo) の2人による純和声金属音楽バンド・人間椅子の、最新スタジオアルバムを。    購入記事
 

人間椅子 「此岸礼賛」 (2011年)
オビ:「現実とは偉大な学び舎です。 僕たちは様々の事を学ぶために、この世に生まれてきました。」
 東日本大震災やそれに関する事故・事件の余波の影響が、このオビタタキ文の内容にたっぷりと詰まっている。そう感じるのは、自分だけではないはずだ。 学ぶべき様々な事といえば、本当の意味での、正しい節電生活とか、原子力発電所に関する、良いか悪いかを度外視したうえでの正しい知識大全集とか、他にも「人生を生きることそのもの」というような漠然とした辺りの事とか・・・ とにかく、色々とある。

一. 沸騰する宇宙
二. 阿呆陀羅経
三. あヽ東海よ今いずこ
四. 光へワッショイ
五. ギラギラした世界
六. 春の匂いは涅槃の薫り
七. 悪魔と接吻
八. 泣げば山がらもっこ来る
九. 胡蝶蘭
十. 地底への逃亡
十一. 愚者の楽園
十二. 地獄のロックバンド
十三. 今昔聖

 鈴木さんのベースとヴォーカルの持つ独特のうねり、そして和嶋さんのテクニカル且つ堅実で、あまり派手な所が無さそうで実はプログレッシヴにも炸裂するギター、ナカジマノブさんのソツのない見事な“及第点以上”と表現すべきなのだろうか、そんなドラム といった3つ(いや、4つか?) の要素が高次元のハーモニーを奏でている。
 点数は、90点。 相変わらずながらも、見事なうねりを持つ、バンド独特のサウンドが ・・・何というか、とにかく凄い。


「怪盗二十面相」 (2000年)
 後藤マスヒロさん(Dr)が在籍していた頃の作品。
オビ:「人間椅子が描く「音楽による犯罪」 あの怪人二十面相がここに復活した!」

一. 怪盗二十面相
 
二. みなしごのシャッフル
三. 蛭田博士の発明
四. 刑務所はいっぱい
五. あしながぐも   
六. 亜麻色のスカーフ
七. 芋虫   
八. 名探偵登場
九. 屋根裏のねぷた祭り
十. 楽しい夏休み
十一. 地獄風景
 
十二. 大団円

 かつて、オマケ付PV入りビデオテープ(なんと、懐かしい・・・・・・!!!)を、殆ど勢いで買ってしまった思い出がある。 その内容では、「(二十面相役の)鈴木さんが初っ端からNGを出していた」とか、「(小林少年役の)後藤さんがアドリブでコケる素振りを見せたところ、NG扱いされてカットされちゃった」とか、「さすがヴェテランバンド、曲演奏シーンでは、一発でOKを出した」とか、そういうPV本編のカットシーン大全集が見られて・・・ 1500円なので、「本当に良い買い物をしたな」と改めて思い直した。

 劇的性質(Dramatic)、美旋律(Melody)、攻撃性(Aggression)、曲展開(Progressivity)、重量感(Heaviness)、演奏能力(Pllayability) ・・・どれをとっても十分世界規模。 勿論、このアルバムのずっと以前からそうだけど。
 点数は、84点


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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

黒き安息日への敬意があるのかは、不明。  人間椅子「二十世紀葬送曲」

自分が今持っている人間椅子アルバムの、残り最後の一つ を。

「頽廃芸術展」に続く八枚目のスタジオアルバム。


人間椅子 「二十世紀葬送曲」 (1999年)
 ドラマーは後藤マスヒロさんで、初めて後藤さんが単独で作詞作曲をこなしている。
オビ:「1999年、デビュー10周年に放つメルダック復帰第一弾アルバム! 人間椅子が奏で語る、音楽暗黒物語。」

一. 幽霊列車
 
二. 蟲
三. 恋は三角木馬の上で
四. 都会の童話
五. 暁の断頭台
六. 少女地獄
七. 春の海
八. 不眠症ブルース
  
九. サバス・スラッシュ・サバス
十. 黒い太陽

 個人的には、二.と 七.、そして 十.も気に入っている。 いずれも、渋くてドラマティックだ。
 八.が、後藤さんが作詞作曲して歌も担当した曲。
 鈴木さんが作詞作曲した(そして、ベースラインも強烈にブリブリと聴き手の耳を攻めたててくる) 九.は、正にブラックサバスを意識した 歌詞プレイ 。(曲 は ・・・わからん??(苦笑) とゆー訳ではないが、ディオ神参加以前の頃の要素)

 点数は、八十八点


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 ↓ オマケ動画www
 
(サバス・スラッシュ・サバス を演奏しているのはカヴァー“ユニット”)

テーマ : ジャパメタ
ジャンル : 音楽

プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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