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R. コッツェン参加のインストもの。 ブルースに非ず。

 ブルーズ志向の強い、リッチー・コッツェンがグレッグ・ハウとコラボレートした、ギターメインのインスト物、KOTZEN/HOWE PROJECT のアルバムを、倉庫(苦笑)の中から発見したので、久しぶりに聴きつつレヴューしてみようかと。

KOTZEN/HOWE PROJECT 「Kotzen/Howe Project」 (1997)
 Shrapnelから(日本では、ロードランナー・レーベルから)出た2nd (自分が持っていない 1stのタイトルは「Tilt」)。 完全ギター主導で動いていくが、イングヴェイのクラシカルな作風とは大きく異なり、グルーヴ感溢れるファンク・フュージョン系の音楽が満載。
1. One Function
 ファンクミュージック志向の心地好いインスト。 OPトラックとしてはまずまずか。
2. Retro slow
 割かしドラムも目立った感がある、あまり“弾きまくり”になり過ぎないよう適度に抑えられた、ギターのフレージングを最優先にしたスローテンポのムーディーなナンバー。
3. Present-Moment
 7/8拍子で最初から最後まで押し通す、軽快なファンク/フュージョン・ナンバー。 聴き手を選ぶ曲の最たるもの。 まぁ自分としてはこういうのは楽しめるんだけども・・・
4. Trench
 結構な弾きまくりパートがある、大分ロック寄りな曲。 フュージョン・ロックの代表格といえる曲。
5. Groove epidemic
 「これが、“ジャジーな(Jazzy)”曲とは全然言えず、“フュージョンテイストな”と表現すべき構成とフレーズを持つ楽曲の典型例です。」との紹介文で、フュージョンの教科書に載っていそうな曲。
6. Space
 途中でアコースティックギターの印象的なパッセージが挟まれる、印象的なドラムがフィーチュアされたゆったりした、“スペイシーな”曲。
7. Led boots
 マックス・ミドルトン(Max Middleton)作曲で、ジェフ・ベックのアルバムに入っている楽曲のカヴァー。 速弾きバトルを盛り込んだギター・オリエンテッドなフュージョン(に仕立てているらしい。ライナーノーツによると)。 
 何か、「バックのキーボードや渋いベースサウンドなんてどうでもいいや」なんて気分で気ままに(オリジナルらしきギターバトルを盛り込みながら)弾きまくっている感のある2人である。
8. Crush
 ロックらしさのあるリフとギターラインで主導、意図的に入れたのかは判らないが、電子的なノイズサウンドのリズムももう一つの特徴。
9. Accessed
 空間演出を狙ったギターのフレージングが、これでもかとばかりに前面に出てくる。
10. Noise
 イントロで、「この中で一番ハードロックに近いチューンだ!」と思ったのも束の間、すぐさまギターオリエンテッドな弾きまくりロック/フュージョンへと化す。 自己主張をしているドラムをもBGMとしてギターバトルを繰り広げる2人である。

 例えば、以前に別のサイトで、少しだけ話題に出した事があるんだけど、超絶技巧を持つ感性豊かなミュージシャン達の集まったインスト物のBOZZO LEVEN STEVENS の1st「Black light syndrome」と比べてみると、大体似た感じという印象を受ける。本作の方がロック色が薄いけど。
 ただ、BOZZIO LEVEN STEVENS の2nd「Situation dangerous」の方が、“ロック・インストという意味では”完成度が高い
 スピードチューンでない、インテンシヴでもないようなのがずっと続くと・・・ コテコテのメタル耳で聴いたら1曲ももたないかも知れないが。 ・・・俺の場合、耳をジャズ/フュージョン/インストロックに“切り換え”て、しっかり楽しんだわけだけど。
 この手の音楽にある程度耐性を付けた音楽ファンでないと最初から最後まで聴くのはつらくなるかと(普通のロックファンにも無理はあるかも)。 例えば、俺は「スラッシュ耳」とか「メロデス耳」とかいう多数の変換機能があるけど・・・(お゛)
 “ファンク/フュージョン・インスト物というジャンル”で判断しない限り、高得点は難しいと思う。 要するに、所謂“オナニー作品”というヤツだが・・・ まあ、それに88点を(前述のジャンルでとはいえ)つけたオレも何なんだけどさぁ~~~(苦笑) 
 尤も、ギターとフュージョン・ロックを好む人物であれば、まだそれでも低い点数だと言ってくるかも知れないが。

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・・・・・・オレにとっては、悪い作品じゃないんだけどさぁ~~~・・・・・・。
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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

Tony MacAlpine 「Edge of insanity」の紹介。

 先日、「トニー・マカパインの演奏している作品」として、デレク・シェリニアン のリーダー・アルバムを紹介したが、その後“わが自動車の倉庫”から探し出した懐かしい作品を今回は紹介しようかな,と。
 参加メンバーは、ビリー・シーン(B)、スティーヴ・スミス(Dr)。 トニー自身はキーボードとギターの全てを演奏している。
 ライナーノーツによると、「“黒人にHR/HMは無理だ”とのジンクス・思い込みを打破すべく存在」というような内容の紹介文がある。 また、ジャンルとして「オール・インストゥルメンタル・アルバム」という分類が成されてある。 ・・・こんな説明文に意味があんのか? と個人的に思うのだが。。。
オビ:「スーパー・ギタリスト、トニー・マカパインが文字通りの衝撃デビューを飾ったファースト・ソロ・アルバム! これはギター・キッズ必携の聖書(バイブル)だ! 現Mr.BIGのビリー・シーン(b)参加!」

1. Wheel of fortune
2. The stranger
 ギターとキーボードの絡みの少ない、それでもやはり格好良いOPチューンに引き続いて、哀愁漂う“弾きまくり型”の、バロック音楽的なフレーズが響き渡るチューン。
3. Quarter to midnight (live solo)
 観客の声援が入っている、完全なギターオンリーのもの(文字通りの独奏)なので、「ライヴ中にいつもしてるようなただのギターソロ」という印象しか残らない。
4. Agrionia
 ネオクラ・テイストの強い、ヨーロピアンなギター・オリエンテッド・インスト。
5. Empire in the sky
 アルバム中最も勇壮で、覚え易いメインテーマのメロディが奏でられる。演奏テクよりもトニーのギター&キーボードによるメロディプレイの方に耳を傾けるべきだと思う。 何度も、途中でヘドバンをしたり握り拳をつくったりしてしまった。
6. The witch and the priest
 ドラムの方も割かし目立っている感のある、シンコペーションの効いた、速弾きがフレージングよりフィーチュアされている曲。
7. The taker
 「クラシカルなメロハー」といった感じのメインテーマ・フレーズで幕を開け、中途のブレイクパートで印象的なチェンバロサウンドのキーボード・ソロが奏でられる。 バックのキーボードサウンドが、曲の見事なスパイスとして効いている。
8. Chopin, prelude 16. opus 28
9. Edge of insanity
 ピアノ独奏によるショパンの序章に引き続いて、タイトル・トラックはハードロック然りとした、渋くて格好良い、
ロックファンなら確実に楽しめるもの。
10. The raven
 アルバム中最も早い、流麗且つスピーディなチューンで、この曲を聴いて、「本当にこの人は聴き手の魅了の仕方・曲のツボの押さえ方が巧いな~」と思う。
11. No place in time
 メランコリックなメインテーマが印象的な、とてもしっとりした落ち着きのある曲。


 ちなみに、今回(確か)始めて使った(はずの)「メインテーマ」という言葉は、ジャズ音楽でよく使われるもので、「メイン(主軸)となる、曲中に何度も出て来るメロディパターン」というような意味で、このメインテーマなる物が、演奏されるたびに少しずつリズムやヴィブラートに変化が付けられることで「ジャズっぽい雰囲気」になるのである。
 自分としては、こういうインスト物は結構好んで聴くので、一般よりは高めの評価になる。いわゆるギターキッズだけでなく、クラシックやプログレ、キーボードものを好きな人にも充分聴き応えはあると思う。 90点 ・・・・・・・・・いや、92を付けておこうかな?
1., 2., 4.~6., 9., 10., 11. の合計8曲のメインテーマの譜面が載っており、流石はギター誌のライター、細かいプレイアドヴァイスの説明文が書かれてある。 ・・・俺はそんなもの読んでも真似事などしようとは思わんが。

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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

インスト系HMの最高峰

 ウクライナで生まれ、音楽的な才能と環境に恵まれた若者は、ドイツ~オーストリア~スイスの地で、プロのクラシック・ミュージシャンとして生計を立てるべくピアノの実践修行を兼ねて、いつものようにとあるバーで演奏していた。
 そこで、運命のいたずらか、ロジャー・スタフルバッハ(Roger Staffelbach)なる人物と出逢ってしまう。 暫く後にHR/HMに目覚めてしまった彼は、そのギタリストと共に ARTENTION というバンドを結成する。
 そして、自分の本分を忘れる事無く、HMアーティストとしても活躍する一方、“プロの”クラシック・ピアニストとしても活躍する。 しかし、それだけでは彼の音楽的才能は底を見せる事はなかった・・・。


Vitalij Kuprij 「High definiton」 (1997年)
 ARTENTION のキーボーディストにしてブレインでもあり、クラシック・ピアニストとしても活躍する世界的なミュージシャン、ヴィタリ・クープリ による、初のソロ。
 ギター&ベースとして グレッグ・ハウ を、ドラムとして ジョン・ドーマン を迎え、制作した
キーボードメインの全インスト物。 ・・・オビは無い。
1. Beyond infinity
2. High definition
3. Symphony V
4. Divided world
5. Except from sonata in A minor (Mozart)
6. Opus 1. (Theme by Paganini)
7. Why?
8. Parallel in time
9. Silent destiny

 1.のイントロに続いてアグレッシヴ&インテンシヴな2. が展開され、ギターとキーボードのネオクラフレーズが矢継ぎ早に飛び出す。更に、続く 3. (8分に及ぶ)でもギターとキーボードの速弾き合戦+フレージングバトルがヘヴィ・メタリックに展開する。
 ここまでを聴いて、“実は今まで知らなかった、そして彼の創る楽曲を聴いた事がなかった、ファンク/フュージョン畑のギタリスト、グレッグ・ハウ”の、まるでクラシック寄りのジャンルから出てきたかのような華やかなギタープレイに、物凄く感動してしまった。
 また、各種ある本格のハイライトの内でも最も格好良い 4. でのギターソロ&キーボード・バッキングフレーズの辺りでは正統派HMらしさが、ギター&キーボードソロバトルが展開されるパートでは、超高品質なプログレHM然りとした雰囲気がキッチリと出ていた。 ・・・やっぱり、Divided world が、このアルバムの中では一番素晴らしいと思う。テンションとかそういう激しさでなく、楽曲構成としての引き締まりが良い。
 5. はキーボード、 6. はバンド演奏形式で、グレッグ・ハウのきちんとクラシカルな音楽にそぐった完璧なプレイとそれと互角に為を張るヴィタリのキーボードプレイの応酬が凄まじい、“如何にもパガニーニらしい”速弾きの際立った展開。
 7. はパワー・バラード。 8. は「ダイナミックなHR」という感じの曲で、これと 4. の2つの作品に関してはイントロの譜面が掲載されている。 9. はアウトロに相応しい、フェイドアウトしながら終わっていくメロウなバラード。
 点数は・・・ 96! そんなに高すぎるとは思わないが。

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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

故人の2作品 「Octopuss」&「The best of Cozy Powell」

 世界で始めて、「ドラム・ヒーロー」として認識された存在。
 彼は、ヘヴィメタルやハードロックの領域ではない、もっと広い音楽の領域で“ヒーロー”として認知されていた。

 本名、コリン・パウエル。 コージー・パウエル その人は、Ritchie Blackmore や Ronnie James Dio らと共に RAINBOW の黄金期を築いたりし、その後には BLACK SABBATH や WHITESNAKE などの多数のバンドを渡り歩き、また JUDAS PRIEST のギタリスト、グレン・ティプトンのソロプロジェクトに参加するなどの活躍を見せていた。
 “RAINBOWを、首になったのでなく自ら去った唯一の人物”とも称され、派手でスリリングなドラムソロでオーディエンスを熱狂させるなど“ミュージシャンとして”も優れており、今でも彼のことを語るものは多くいる
 一時は音楽業界を離れ、カーレーサーとして生計を立てていたこともある。
 そして・・・ 1997年、交通事故で帰らぬ人となった。 事故当時、酒気帯び運転であることが判明しているものの、「彼ほどの運転テクニックを持った人物なら、検知された程度のアルコールの量が入った程度ではそんな不覚を取る筈は無いのだが・・・」と、冷静な分析家で彼の事をよく知っているジャーナリストは評している。 真実は定かではないが。


Cozy Powell 「Octopuss」 (1990年版Best priceシリーズ・BURRN!誌推奨盤,1983年初版)
 サード・ソロ・アルバム。コージーの最後のソロ作品でもある。
オビ:「'83年発表。ゲイリー・ムーア(g)、ドン・エイリー(kb)、ジョン・ロード(kb)、更にはロンドン交響楽団の参加と、多彩なバック陣を迎えたソロ第3作。」
1. Up on the downs
2. 633 Squadron
3. Octopuss
4. The big country
5. Formula one
6. Princetown
7. Dartmoore
8. The rattler
 割かし通常の、ハデ過ぎない、コンパクトに纏まった曲から始まり、続いて軍隊パレード音楽のような 2. (written by Ron Goodwin)へ。 絶妙なドラムワークの聴けるファンキーな(タコ踊り?)タイトルトラックには、聴いている内に自然と引き込まれていきそう。
 5.も、あまり激しさの無い、T-SQUARE の「Truth」よりもまだ大人しい感のするシンコペーション・ナンバー。 以下、全て同文(←オイコラマテヤ) いや、だって・・・ スピードチューンといえるような“速い曲”というのが全然無く、飽く迄も楽器演奏に重きを置いた、手堅い造りになり過ぎちゃってるから・・・
 だからその分、“興といえるもの”が無いので、せいぜい77点止まりかと。 個人的に楽しめても、激しさの少ないインストともなれば・・・ どれだけヴェテランの巧いプレイがあっても、やっぱりねぇ~・・・。 7.は、ゲイリーのプレイが一番フィーチュアされているけど。 ・・・激しさが、足りないんだ・・・。 “良い曲”なだけではダメなんだ,と。

「The best of Cozy Powell」 (2008年SHM-CD盤,1997年初盤)
 ファースト・ソロ「Over the top」、セカンド・ソロ「the TILT」、そして上記の3作目から曲を抜粋したもの。実質、彼の遺作。
 他にも、「Cozy Powell tribute」という企画版が日本国内で発売されてもいる。(日本のミュージシャンだけで演奏され、そのとき全曲でドラムを担当したのが、“あの”樋口さん)
オビ:「ハード・ロック、ヘヴィ・メタル界きっての〈ドラム・ヒーロー〉の名をほしいままにして他界したコージーがポリドール・レーベルに'79年~'83年にかけて残した3枚のリーダー・アルバムからベスト・トラックをチョイスしたコレクション!」
1. Theme one
2. Killer
3. Sweet poison
4. The loner
5. Over the top
6. Cat moves
7. Sunset
8. Hot rock
9. The blister
10. Up on the downs
11. Formula one
12. Dartmoore
13. 633 Squadron
14. Octopuss
15. The big country
16. The rattler
 「本当は、ベスト盤というのは、こういうように選んで作るべきなんだ!」ということが良く判る作品。 「あくまでも堅実」でもあり、メインであるコージーがきちんと“出されている”作品。 1.~5.がファースト、6.~9.がセカンド、そして10.~16.がサードからの曲。
 音質の向上も考慮して、86点 ・・・かな? 欲を言えば、もう少し楽曲のヴァリエーションがあっても,と思うんだけど。。。 贅沢かな???

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テーマ : ドラム
ジャンル : 音楽

DEREK's INST -2

 元DREAM THATER の肩書きを持つ デレク・シェリニアンによるアルバムは、2枚持っている。

 そのうちの1枚はソロ名義。 もう一つは、そのソロ作のアルバムタイトル「PLANET X」から名づけられたバンド名
 これを今回取り上げようとしたのは、某有名HR/HM紹介ブログトニー・マカパインのソロアルバムが取り上げられていたから。

DEREK SHERINIAN 「inertia」 (2001年)
 メンバーは、スティーヴ・ルカサー(G)、ザック・ワイルド(G)、サイモン・フィリップス(Dr&produce)、トニー・フランクリン(B)。 但し、これはアルバムジャケット裏に記載されている人員であり、実際には更にゲストとしてベースにトム・ケネディが参加しているし、実に変幻自在っぷりを見せてくれている。
 後述の PLANET X のメンバー、ヴァージル・ドナティが作曲に携わりながらも演奏に参加していない作品が2曲あるのも興味深い。

1. Inertia
2. Frankenstein
3. Mata hari
4. Evil knievel
5. La pera loca
6. Goodbye porkpie hat
7. Astroglide
8. What a shame
9. Rhapsody intro
10. Rhapsody in black

 ジェリー・グッドマン が(電子)ヴァイオリンで参加している 1. の出だしから、圧巻のハード・フュージョンスタイルで攻めてくる。
 2. は、(あのスラッシュメタルバンド)OVERKILL が結構忠実にカヴァーした事でも知られている、当然インストのフュージョンナンバー(他の色々なバンドも取り上げた事はある)。
 で、9. はデレクとヴァージルの共作で演奏しているのはスティーヴ・ルカサーがギターのみ、そして続く 10. は当然デレク&ヴァージルの共作。 (・・・好きなんだよ、こういうの・・・。 )
 また、ザック・ワイルドが参加しているのは、2., 4., 8. の3曲で、この作品の割には結構「ザックだ!」と解りやすいプレイを披露している。ちなみに、7.はギターサウンドが全く入っていない(グッドマンのヴァイオリンがある)。
 個人的には、87~91点のあたりかな。 ・・・定まらん。曲の性質が性質なだけに。
前の記事で、「あまり信用しちゃダメ」と言っておいた、“あの”奥野さんが80点を付けていたが、まぁまぁというか・・・

そして、冒頭で出した トニー・マカパインの参加してる作品を。

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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

究極のインスト 第2弾 -Vitalij Kuprij 「Extreme measures」

 クラシック・ピアニストとしても、メタル・キーボーディストとしても活躍し、2足のわらじを履いている ヴィタリ・クープリの、2ndソロ作品。

     1st&3rd の紹介記事        「買った」事の報告記事

Vitalij Kuprij 「Extreme measures」 (1998年)
 記念すべき第1作では、ギタリストの グレッグ・ハウ がプロデュースも担当していたが、今作では ヴィタリ自身がプロデュースしている。
 ジョージ・ベラス がギター、ジョン・オンダー がベースを新たに担当し、ドラムは前作に引き続いて ジョン・ドーマン が担当している。
オビ:「-キーボードの詩人- “アーテンション”の天才キーボーディストによる、更にクラシカルな要素が詰まったセカンド・ソロ・アルバムが完成。
1. Prologue
2. Destination  
3. Extreme measures  
4. Depression
5. Chopin etude #11 in A minor opus 25
6. Crying in the shadows
7. Track on fire  
8. Chopin etude #12 in C minor opus 25
9. Intrigue
10. L.v.Beethoven 32 variations in C minor
11. Epilogue - improvisation on a theme by J.S.Bach
 
 クラシック曲のカヴァーと自作のインストナンバーを織り交ぜながら、極めてインテンシヴなフレーズをガンガンと繰り出す、迫真の出来栄え。 会心の作品である。
 クラシックの美しさとロックの情動、メタルの強靭さ以外にも、ジャズ/フュージョンの柔軟性も持ち合わせた、ギター、ベース、ドラムのプレイが見事。

 B誌での点数は、不明・・・(そんな資料、手元には無い)  個人的には、90点。 KeyとGのバトル&ハーモニー(競合・住み分け)など、様々なヴァリエーションに富んだ変幻自在の、究極のインストゥルメンタル・アルバムである。

・・・・・・1st購入当初と比べて、大分思い入れが落ちている ・・・のは、この人が(クラシックを除く)“課外活動”をし過ぎた事が原因なんだろうな。。。

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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

久々のインストアルバム購入&紹介。 Patrick Rondat「rape of the earth」

 一時、オランダのへヴィ・プログレ・バンド ELEGY や、そこでヴォーカルを務めたことのある イアン・パリーCONSORTIUM PROJECT でも活躍していた、フランス出身技巧派ギタリスト、パトリック・ロンダット 氏の(最近になってようやく購入に踏み切った)ソロアルバムを。


Patrick Rondat 「Rape of the earth」 (2002年remaster, 1991年初盤)
 環境破壊をテーマとしたコンセプトものの、全インストゥルメンタル作品。 輸入盤につき、オビなし。

1. Ulitimate dreams   
2. Mindscape
3. Barbarians at the gates   
4. The last whale   
5. Burn out
6. Nuages   
7. Rape of the earth
8. Visions
9. World of silence   
[ Bonus tracks for new(remaster) album ]
10. The day after (demo)
11. Danger zone (demo)

 HR/HM系音質の作品のインストものを聴くのも随分と久しぶりだと思った が、何よりも、ロンダット氏のギタープレイの派手さと堅実さ、そしてそれを後方から支える Pascal Mulot(Basse/Bass Guitar), Christian Namour(Batterie/Drums), Didier Erard(Claviers/Piano) たち3人のチームワークが良い。
 イングヴェイ・マルムスティーンからの影響は大きいものの、正統派メタルのフレーズ(ブリティッシュ由来のイメージがした)が連発する所は、個人的に気に入っている ・・・というか、 ELEGY での活動を可能とするには、もとよりイングヴェイからの影響下から出来るだけ外れておかないと土台無理だ ・・・,と、個人的に思っているのだが。
 87点。 コンセプトという作風から離れ、ギター主導型インスト作品として見ても相当レヴェルの高い、メロディック・メタル・アルバム。


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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

D.Garrett's favourite HR-Songs +

カテゴリ の追加に伴い、
 超絶技巧を持つヴァイオリン奏者による風変わりな カヴァー +α 的な作品を、以前の2アルバム同時紹介記事から分離して、再掲載しておきたい。

 アルバムの内容が結構面白く、充実もしているので、再“宣伝”という意味も含めて、改めて出しておきたい。
 


David Garrett 「Rock symphonies」 (2010年)
 ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ガレット による、本人の趣味を存分に発揮したアルバム。 たけちよ さんのブログで紹介されていたこの作品に興味を持ち、サンプル曲を一切聴くこともなしに購入を決定していた ・・・・・・が、本当に、予想通りに“ハズレ”ていなかった
輸入盤につき、オビなし。

[ Disc -1 ]
1. Smells like teen spirit
2. November rain
3. The 5th
4. Walk this way (feat. Orianthi)
5. Live and let die
6. Vivaldi vs. Vertigo
7. Master of puppets
8. 80's anthem
9. Toccata
10. Asturias
11. Kashmir
12. Rock symphony
13. Peer Gynt
14. Mission impossible
15. Rocking over the world
 2.は、GUNS AND ROSES の、4.は AEROSMITH の、5.は ポール・マッカートニー のソロからの、7.は勿論 METALLICA の、11.は当然 LED ZEPPELIN の曲。
 期待する以上に、なかなか楽しめた。

[ Disc -2 ]
1. Rock symphonies trailer part 1: The music
2. Rock symphonies trailer part 2: The concept
3. Smells like teen spirit (live from Electric Lady Studios)
4. Walk this way (live from Electric Lady Studios)

 今回は、サンプル曲は敢えてこの場で紹介しないでおく。 興味を持った方が調べて試聴してみる ようにしていれば良いと思う。

・・・・・・・・・・・・で、今回は、メタルは当然ハードロックでもないので、点数は付けずに ・・・・・・おく とか、余計ことは考えないでおく。
 85点。  ここには、個人的思い入れ というのも多少は絡んでいるが、とにかく、両方とも企画としては非常に気に入った事もあるので。 実質、「音楽として」ならば、マイナス要素は一切見当たらない。

 プログレ派 の方はどうか判らないが、HR/HMだけでなく、ジャズ/フュージョンやクラシックも聴く というリスナーになら、自信を持ってお勧めできる内容だと思った。

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 兄弟記事(分離後)

テーマ : ヴァイオリン
ジャンル : 音楽

独奏飛翔・闘鞭 - 美旋律硬岩 (Torben Enevoldsen 「flying solo」 review)

 デンマークのメロハーバンド、FATE で美しいギターラインを奏でている名ギタリスト、トーベン・エネヴォルドセン(Torben Enevoldsen) のソロアルバムを。
  購入記事   Best & 5thアルバム   最新アルバム

 このアルバムを買ったのは、フィンランドを拠点とするCDショップから。


Torben Enevoldsen 「Flying solo」 (2005年)
 トーベン・エネヴォルドセン の2ndソロアルバム。 トーベン 氏自身がプロデュースも務めている。

1. 1:49 AM   
2. Departure
3. Lobotomized
4. Last call   
5. Beyond compare
6. Odd measures
7. Daybreak   
8. First attempt   
9. A minor detour
10. Finally home   

 哀愁溢れるヨーロピアン・メロディック・ハードロックの王道をなぞるような内容だが、とにかく最大の特徴は「速弾きに頼らず、フレージングによるエモーショナルなギタープレイを、ごく自然な形で内から出している」という所だ。
 自分はそんなにギター・インストものの専門家ではないが、これまでに購入・レヴューしてきたギター・インストものの諸作品に関して、一行程度では済まないくらいの事を言う程度の事は出来る。
 そんな立場から言えば、例えばダークさとヘヴィさを多量に内包する ジェフ・ルーミズ のソロ2作や、あくまでもギター1本だけで他の楽器が全く出てこない ジョー・パス(ジャズ部門のトップアーティスト) のソロ「Virtuoso」 等とは違うが、トニー・マカパイン とは似ている所が結構あるかも」と思わされる部分がある。とにかく、自己主張がイングヴェイほど強くない、カレーライスもつ鍋というよりも、ハヤシライス水炊き の方を目指しました」 というような、曲全体のアンサンブルをを重視した作風だという事だ。
 2.や 5.など、ここで紹介していない曲も、かなりの名曲。 ヘヴィネスと“決して弾きまくらない速弾きフレーズ”とのバランスが、実に俺好み。
 点数は、90点。 

 こういうのを嗅ぎ付けてしまうと、当然 トーベン のリーダー・バンド、SECTION A のアルバムが欲しいと思ってしまうわけであり・・・・・・(汗) って、まだ注文してるわけではないが。

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テーマ : ギターインスト
ジャンル : 音楽

メタルと関連の非常に深いクラシック音楽の特集 - 「メタル・クラシックス」シリーズ

 ヘヴィメタル系アーティストがこれまでにモチーフとしたりしてきた各種フレーズを内包するクラシック音楽のコンピレーション・アルバム2作を。   購入記事


 共に、2012年7月20日に発売されており、平野和祥さんと奥村裕司さんが解説している。


V.A. 「メタル・クラシックス 荘 Power & passion」
 
オビ:「鋼鉄古典!! 徹頭徹尾ヘヴィ・メタルに拘った究極のクラシック・コンピレーション!! ヘヴィ・メタル・ワールドに融け込んだクラシック音楽を生で楽しむ鉄盤!! 様式美、ネオクラシカル、メロスピ系などヘヴィ・メタルの名盤で取り上げられたクラシカル・フレーズを原曲でたっぷり収録!! 拘り抜いた選曲、充実の解説で贈る知性派メタル・マニア必携のクラシック入門ガイド盤!!
 更に、「パワー志向メタル編」とも銘打っている。

1. Romeo and Juliet op.64-Montahues and Capulets   (Prokofiev)
2. The planets op.32 - Mars   (Holst)
3. "Peer Gynt" suite -1 dovregubbens hall   (Grieg)
4. The ballet "Gayaneh" -sabre dance   (Khatchaturian)
5. Piano sonata no.14 in C sharp minor, op. 27, no.2 "moonlight" 1st mov.   (L.v.Beethoven)
6. The ballet "The wan lake" op.20, no.14 scene finale   (Tchaikovsky)
7. Symphony no.i9 in E minor op.95 "from the new world" 4th mov.   (Dvořák)
8. "Peer Gynt" suite-Solveigs sang   (Grieg)
9. Symphony no.25 in G minor, K.183(173db)1st mov.   (Morzart)
10. Violin concerto "the four seasons" op.8, no.4 in F minor"winter" 1st mov.   (Vivaldi)
11. Menuet in G minor, BWV anh. 115   (J.S.Bach)
12. Symphony no.7(8) in B minor D759 "the unfinished" 1st mov.   (Schubert)
13. Slavonic march op.31   (Tchaikovsky)
14. Piano sonata no.2 in B flat minor op.35 3rd mov."funeral march"   (Chopin)
15. Carmina burana - O fortuna   (Orff)
16. The planets op.32 - Jupiter   (Holst)
17. William Tell -overture   (Rossini)
18. Orpheus in the underworld -overture   (Offenbach)
19. "Pictures at an exhibition" - the great gate of Kief   (Mussorgsky)


「メタル・クラシックス 煌 Hope & glory」
 
オビ:「鋼鉄古典!! 徹頭徹尾ヘヴィ・メタルに拘った究極のクラシック・コンピレーション!! ヘヴィ・メタル・ワールドに融け込んだクラシック音楽を生で楽しむ鋼盤!!  様式美、ネオクラシカル、メロスピ系などヘヴィ・メタルの名盤で取り上げられたクラシカル・フレーズを原曲でたっぷり収録!! 拘り抜いた選曲、充実の解説で贈る知性派メタル・マニア必携のクラシック入門ガイド盤!!
 更に、「技巧派プレイヤー編」とも銘打っている。

1. Pomp and circumstance (march no.1)   (Elgar)
2. Concierto de Aranjuez (2nd mov.)   (Rodrigo)
3. Lute suite in E minor, BWV996   (J.S.Bach)
4. Toccata and fugue in D minor, BWV565   (J.S.Bach)
5. Flute concerto in D major P155 (op.10, no.3) "Il gardellino"   (Vivaldi)
6. Flight of the bumblebee   (Rimsky Korsakov)
7. Symphony no.5 in C minor op.67 1st mov.   (L.v.Beethoven)
8. English suite no.2 in A minor BWV807: Ⅵ.gigue   (J.S.Bach)
9. Orchestral suite no.2 in B minor BWV1067: Ⅶ.badinerie   (J.S.Bach)
10. Piano sonata no.3 in B minor op.58 3rd mov.   (Chopin)
11. Symphonic poem "A night on the bare mountain"   (Mussorgsky)
12. Adagio   (Albinoni)
13. Bolero   (Ravel)
14. Orchestral suite no.3 in D major BWV1068: Ⅱ.air   (J.S.Bach)
15. "L'arlesienne" suite no.2 4.farandole   (Bizet)
16. 24 Caprices, op.1 no.5 in A minor   (Paganini)
17. 24 Caprices, op.1 no.24 in A minor   (Paganini)
18. Piano sonata no.8 in C minor, op.13 "pathetique" 2nd mov.   (L.v.Beethoven)
19. Symphony no.9 in D minor, op.25 "choraal" 4th mov.   (L.v.Beethoven)
20. 1812 - overture   (Tchaikovsky)


 共に、一切のメタルアレンジ/ロックバンドアレンジされていない、純粋なクラシック音楽の原曲のままで収録されている。 ガツンとしたアレンジを期待している輩ならば確実に失敗するような内容だ。 ・・・個人的には、「こういうのも、ありだな。」と思えたが。

 だからこそ、点数を付けるのは異常に難しいし、メタルの基準とは完全に次元が別に在るので、今回の2作に点数は付けない(色んな評価はしない)としておきたい。 あれやこれやと色々指摘するのも、止めておこうと思う。
…・・・・・・まぁ、自分が元々「クラシックとジャズを比べたら、クラシックの方が、よく分かっていない」ような人間なので。


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テーマ : クラシック音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

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