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リヴァプールの残虐王、降臨す。

 私が BEATLES を知り、その音楽を好きになったのは、まだ中学の頃。当然、親(両親)の影響である。

 その BEATLES の出身地であるリヴァプールから、20数年後に、物凄い形で“音楽界の革命者”が出現した。 当時のエクストリーム・ミュージックに新たな要素を導入して、雑音(ノイズ)・低音・粗雑で篭もった様な音像 という、聴くに堪えないようなトンデモナイ音楽作品を発表し、後に“デスメタルにメロディックなフレーズを導入する”事でメロディック・デスのパイオニアとして君臨するようになる、CARCASS である。

 このバンドのアルバムは、1stだけに限って言えば、未だに私の耳に慣れないようで、聴く気が起きない上に、聴いてると本当に辛くなって来る程(持ってない。2曲しか知らないけど、それだけでも解ることがある)。 しかし、2nd以降の作品に関しては別だ。整合性の出てきた、VENOM や POSSESSED(←演奏がヘタクソと呼ばれた2大バンドw) とは違って、巧みな演奏力に裏打ちされた随所のフレーズが耳を惹く。
 というわけで。 ↓は、所有物の記念撮影。
      CARCASS 2〜5
 写真を見ればわかるとおり、「僕にはこの作品のよさが解りませ〜ん!」と収集に匙を投げた(?)1st「Reek of putrefaction」(邦題:「腐乱屍臭」)は、スルーしている(爆)。
 しかし、2nd「Symphony of sickness」(邦題:「真・疫魔交響曲」) と 3rd「Necrotism -descanting the insalubrious」(邦題:「屍体愛好癖」) と 4th「Heartwork」(「邦題:「ハートワーク」) と 5th「Swansong」(邦題:「スワンソング」)の再発版なら抑えている。
 この、完全版なら5セットとなる一連の再発版シリーズは、各作品がインタヴューやデモヴァージョン等のボーナスディスク(DVD)のついた2枚組みとなっており、コアなファンであれば確実に1〜5作目を洩れなく抑えておかねばならない仕様の背表紙特典もあるわけで・・・

 ただ、このバンドの3rdまでのアルバムジャケットと曲タイトルは、特にこのような場でも人目につくのが憚られるような極めて猟奇的な内容なので、割愛する。例えて言えば、「けんぷファー」に出てくる“臓物アニマル”達のあまりにも生々し過ぎるリアルヴァージョンで、B級スプラッタ・ホラー・サスペンス映画に出てくるような、丁度人体がああなってこうなってしかもついでに腐ってたりする絵があるから・・・ 直視した初心者は、気絶してから意識回復後、激しく人間(人生観)が変わるかと(汗)。
(尤も、見慣れない英単語ばかり並べた所で、余計に気の利いた(?)訳詩を見ない限り、その意味が捉えられる人はそうはいないと思うが)

と、いうわけなので、一応曲名をローマ字綴りのみヴァージョンで紹介。 邦題トラックを敢えて伏せておくので(汗)。

2nd「Symphony of sickness」
1. Reek of putrefaction
2. Exhume to consume
3. Excoriating abdominal emanation
4. Ruptured in Purulence
5. Empathological necroticism
6. Embryonic necropsy and devourment
7. Swarming vulgar mass of infected virlency
8. Cadaveric incubator of endoparasites
9. Slash dementia
10. Crepitataing bowel erosion
(symphonies of sickness demo) 11. reek of putrefaction  12. slash dementia
13. embryonic necropsy and devourment
14. cadaveric incubator of endoparasites
15. ruptured in purulence  16. crepitating bowel erosion
(Japanese bonus tracks) 17. Genital grinder ?
18. Hepatic tissue fermentation

3rd「Necroticism -descanting the insalubrious」
1. inpropagation
2. corporal jigsoe quandary
3. symphonium of sickness
4. pedigree butchery
5. incarnated solvent abuse
6. carneous cacoffiny
7. lavaging expectorate of lysergide composition
8. forensic clinicism/the sanguine article
(bonus tracks) 9. tools of the trade
10. pyosified (still rotten to the core)  11. hepatic tissue fermentation ?

・・・ここまでは、難解な医学用語とかの組合わせで作った、残虐志向の歌詞内容。また、3rdからはマイケル・アモットが今作から加入しているので、一段と聴き易さが飛躍している。曲構成に、一部メロデスの教科書に書いてあるようなエッセンスが封じ込められた内容。
 あと、2ndのライナーノーツにもある通り「マイケル・アモット加入によってCARCASSがメロデス化した(マイケル加入後にメロディを取り入れた)」というのは間違いである。 このことを確認できる手段は、例えば中古店で‘89年発売当初の2ndを求めるとか、他にもインターネットで音源に触れる(出来れば、買えよー!?)など、色々ある。でも、大分デスメタルと触れ合ってるような方でなければ判別は難しいかも?

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テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

歴史に残るバンドの作品。 (Rest In Peace, Chuck!)

 現在所有している DEATH の作品・3作
 バンドリーダー・チャック・シュルディナー(Chuck Schuldiner)が殆どの作詞作曲を手がけ、
ギター&ヴォーカルを担う、当時としてのエクストリームサウンドの体現バンドとして王座に君臨していたバンド。 それが、DEATH である。

「Symbolic」 (1995) 6th リマスター・エディション(2008年、RoadRunner)
1. Symbolic
2. Zero tolarance
3. Empty words
4. Sacred serenity
5. 1,000 eyes
6. Without judgement
7. Crystal mountain
8. Misanthrope
9. Perennial quest
[bonus tracks "SYMBOLIC" pre-production demos]
10. Symbolic acts  11. Zero torelance  12. Crystal mountain
13. Misanthrope  14. Symbolic acts (4-track demo)
 13曲全てに於いて、ドラムは、あの ジーン・ホグラン である。 14. は、チャック・シュルディナー が一人だけでプログラミングしたもの。 ・・・正直言って、この14曲目のは、相当な思い入れのあるマニアでないと価値を見出せないと思うが・・・
 ともあれ、流石はリマスター・ヴァージョン。 余計なのが付いてしまっているので(大体デモヴァージョンなんて、見事な曲構成が分かったところでどうかなるようなものでない。音質が悪くて、仮にリマスターされたところでタカが知れている)。   ・・・80点でいいかな。

「Individual thought pattern」 (1993)
1. Overactive imagination
2. In human form
3. Jealousy
4. Trapped in a corner
5. Nothing is everything
6. Mentally blind
7. Individual thought patterns
8. Destiny
9. Out of touch
10. The philosopher
 究極とも歌われる、このバンドの作品の中でも最も評価の高い、参加メンバーも凄ければ当然曲構成・随所で聞かれるフレーズも正に一級品。
 DEATH というバンドがたまに「テクニカル・スラッシュ」とも形容される事に思わず納得してしまうようなテンションと曲の雰囲気で、ありとあらゆる斬撃を隙無く全角度から放ってくるような緻密さ。
 BURRN! 誌の特別編で取り上げられる事が多く(最近では、「1984-2009 アルバム200選」コーナー)、いつもその説明文は変わらないまま。 「アンディ・ラ・ロックのギターと、ジーン・ホグランのドラム、そして曲構成」 他にいう必要が無いのも本音だろうが・・・(微苦笑)
 いちいち、ここで改めて俺が点数を付けるか?   ・・・メタルに触れ始めた頃に中古店で手に入れ、流石に最初(メタル暦1年未満)の頃は拒否反応も出ていたけど、慣れた以降は数あるお気に入りの一つとなっている。 そういうわけで。   ・・・取り敢えず、「90点は固い」とだけ言っておく。

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テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

訃報 - 「エセ死刑執行人の帰還」 *相撲も混ぜて。

 朝青龍は、凄い。 千代大海と同じくらいに色々な怪我をしている筈なのに、そのダメージを全く周囲に見せずに、千代大海の体を完全に持ち上げて、吊り上げた状態から1m以上歩き、「吊り出し」で決めてしまった。 繰り返すが、朝青龍の体には、相当なケガの累積ダメージがある。 しかし、それを周囲に見せずに“勝てる勝負をする”というのは、相当な精神力だし、「試合強さ」もある。 この力士は、以前から、横綱らしい振る舞いはあまりしてきていないけど、“強者としての”振る舞いなら充分すぎるほど見せ付けてきている。


とにかく、本題に入る。



 ラルフ・サントーラ。 言わずと知れた、“元はハード・ポップの分野で活躍して来たヴェテランのギタリスト”である。 しかし、UFOMSG(Michael Schenker Group)VAN HALEN などのバンドで活躍してきた経歴をリセットするかの如く、よりハードな、よりアグレッシヴ&ダークなバンドで活躍し、DEICIDE という、極悪バンド世界ランキング1位になりそうなもの凄いデスメタルバンドでもプレイして見事なギターソロを提供した人物である。
 正直言うと、私はこの人物の参加している作品は、実は一枚も持っていない。 勿論、ラルフが非常に素晴らしいギタリストである事は知識として知っている。
 その彼が、OBITUARY という、古豪のデスメタルバンドに正式メンバーとして加入し、見事なギターソロを演奏していると聞いて、どうしても気になってしまったので、思わず買ってしまった。
 ジョン(vo) と ドナルド(dr) の ターディー兄弟 が中心となって1984年に結成した、EXECUTIONER というバンドを母体として産まれ、同名バンドの存在を知って頭のEを取って XECUTIONER と名乗り、'87年に 現行の名前へと変わった経緯を持つ、要するに“ある意味今年が結成25周年記念”となるバンドである。
 
 ・・・・・・・・・・・・ま、今日(書き込み同日)に、「月刊ASUKA」を「Cool Jazz Collection 46」や「F-1速報 2009総集編」という雑誌とともに買って来るという行動をとるようなヤツの発言とは思えん  ・・・なんて事を言ってくるヤツがいそうな気も若干するのだが。(苦笑)
 というか、ゲーム・KillZvald の記事も早く上げたいと思ってるし(爆)。


OBTUARY 「Xecutioner's return」 (2007年発表,2008年日本盤)

1. Face your god
2. Lasting presence
3. Evil ways
 
4. Drop dead
5. Bloodshot
6. Seal your fate
7. Feel the pain
8. Contrast the dead
9. Second chance
10. Lies
11. In your head
12. Executioner returns
13. Drop dead (live)
14. Evil ways (live)

 基本的にはスローテンポの曲で“ダーク&イーヴル”な雰囲気を醸し出す事を得意とする、「スローテンポ・デスメタル=ドゥームメタル」バンドとして世間一般に認知されてきた ・・・・・・・・・という前評判の割りには、意外とアップテンポチューンが多く、その事が却ってラルフのギターソロを際立てているようだ。
 もともと、スローでドゥーミーな曲が多いだろうと覚悟はしていたのだが、そんな予測は良い意味で裏切られる事となった。 ある意味、スラッシュをベースとしたようなタイプの曲が多い。「遅い」とイメージしたのは、5. が始めて。次いで 7. 。それまではずっとノることが出来るアップテンポ気味でソリッドな曲構成をしたものだった。特に、6. は、「思いっきりなアグレッシヴ・チューン」だと思う。
 8. は7分に及ぶ長曲で、本来のこのバンドらしい“スピードを押し殺した、重々しさを表現した曲”である,と奥野氏にレヴューされているような内容を体現している。
・・・これが、“初OBITUARY”なので、何をか況や であるが。
 とにかく、“このバンドならでは”の重低音型のドゥーミーなギターサウンドとドラムプレイとヴォーカルに、ラルフの持つ特異な要素が、がっぷり四つで挑んで掛かり、良い形になったような体勢となっているようにも聴こえる。
 10. なんて、思いっきり Death/Thrashの曲調だし。
 ちなみに 12. は、アルバムタイトルとは名前が微妙に違っていが、勿論これは XECUTIONER というバンド名が造語であり、あくまでも executioner(死刑執行人) という(実在する)本来の英単語を曲タイトルに用いただけ,という事。 8. , 11. , 12. の3曲が“本来のこのバンドであるスローチューン”みたいだけど、先述の通りに、初めて触れるOBITUARY作品だし、ラルフのギターがある上に、「今作になって始めて、ツインギターのソロの掛け合いが導入され、過去最高にメロディアスで、楽曲の構成も過去最高」とか言われているので、多分何の参考にもならないかと思う(爆)。
 流石に ARCH ENERMYDISMEMBER らとは比較できないものの、邪悪さ(低音強調)の演出もあったので、VADER初期CARCASS(2~4枚目) に通じるものを感じた。
 デスメタルとしての点数をつけようとすると、確実に90は固い。 BURRN!誌では、小澤さんが86点を付けていた。

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 どうでもいい事かもしれないが、カタカナ綴りでは「ゼキューショナー ~」ではなく、「エクスキューションアー ~」と統一されている。 ・・・何故なんだろう?

テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

激音伝説の初期形態

 以前、取り上げた事のある DEATH の、コンバット・リマスターシリーズによる1st。
 それが、本日(11/26)に届いた。


 ・・・・・・・・・ Orianthiによる「Believe」と某アニメのDVDとの同時注文(同時発送)だった とゆーよーな事はともかく。


DEATH 「Scream bloody gore」 (初・1987年、再・2009年)

1. Infernal death
2. Zombie ritual
3. Denial of life
4. Sacrificial
5. Mutilation
6. Regurgitated guts
7. Baptized in blood
8. Torn to pieces
9. Evil dead
10. Scream bloody gore
[bonus]
11. Beyond the unholy grave
12. Land of no return
13. Denial of life (live)

 結成初期から遺作に到るまで、全く音楽性を変化させずに、若干プログレ気味にテクニカルな展開と激烈さを同居させ、当時まだ若干二十歳という チャック・シュルディナー の、冴え渡る作曲能力とギタープレイを存分に堪能する事ができる。
 後に「Individual thought patterns」を生み出す源泉となる色々な要素が、はっきりと聴いて取れる。
 あと、紙ジャケ版の裏にあるメンバー写真は当時のメンバーのものなので、20歳前後のチャック達の姿を拝む事ができる・・・。 これはある意味、非常にレア価値が高いと思う。 僅か34で生涯を閉じることになった彼の最初のオフィシャル作品であるこれは、「持っていない奴は、デスメタルを聴く資格がない」と言っても差支えがないくらい じゃないかな〜と思う。
 点数は、“デスメタルという狭義の範囲限定として”付けるとすれば90点は行きそうだと思う。
 「エクストリーム・ミュージックの参考書」の中に4度は名前が出てきそうな作品だ。

 

ついでに ・・・と言うのはかなり失礼だろうが、ここで更に「教科書的な存在」として、所有メロデスアルバムの中では未だにお気に入りトップ10に入る、 AT THE GATES「Slaughter of the soul」を紹介しておきたい。

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テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

The Real Double Members of Death

 今年最後を飾るブログの記事は、音楽。 と言うよりは、年の終わり(≒終末,≒死?)とシャレこんで、こういうのにしようかと。。。


 DISMEMBER ・・・・・・それは、デスメタルなる音楽が生まれた当初からすぐにその音楽性を認められ、時にはメロデスの範疇で語られながらもブルータルさを失う事無く、飽く迄もアグレッシヴなスタイルも貫き通しつつ自分達流の激音制作を邁進している、強固なバンドである。
 1988~89年の辺りに結成、ファーストアルバム発表は'91年、また「デスメタルの」或いは「メロデスの」元祖の一つとしての位置と誇りと実力を維持し続けている、アグレッションとメロディの同居する作品を連発している。
 また、サードアルバム「Massive killing capacity」では、楽曲構成はともかく、サウンドプロダクションに問題がある(音質がザラッとした粗い感じのでなく、クリアな感じになっている)ので、メンバー達はあまり気に入っていない様子。

  Matti Kärki(vo) David Blomqvist(Lead G) Robert Sennebäck(Rhythm G)
  他メンバーは、後述。  
  

DISMEMBER 「DEATH METAL」 (2005年・輸入版,オリジナルは2000年(日本版) )
 元メンバー、リチャード・カベザ(Richard Cabeza, B) が舞い戻ってさっそく作曲にも参加して作られた4作目。 オビ無しで、再版盤のボーナストラックあり。
1. Of fire
2. Trendkiller
3. Misanthropic
4. Let the napalm rain
5. Live for the fear (of pain)
6. Stillborn ways
7. Killing compassion
8. Bred for war
9. When hatred killed the light
10. Ceremonical comedy
11. Silent are the watchers
12. Mistweaver
[bonus tracks -recorded at SUNLIGHT STUDIOS 1996]
13. Pagan saviour (AUTOPSY cover)
14. Shadowlands  15. Shadowimage  16. Shapeshifter
 物凄く潔いアルバムタイトルなので、タイトル名を目にした瞬間、音楽を一切聴かずに「80点は確保!」と言ってしまいたくなるwww
 それ以外にも、音楽的な意味でも評価されるべき良い点がある。 ・・・まあ、デスメタルのようなジャンルのものとなると、曲それぞれの持つ個性があまり無いようにも思えるので、総評の結果は「あくまでも収録曲トータルでの、アグレッション・メロディ・曲構成・・・etc.」となるが。
 で、スピード一辺倒にならずに全体の楽曲構成でギターの見事に扇情的なメロディを際立たせ、スピード感とリフのヘヴィネス&攻撃性を聴き手に感じさせる作りが横綱相撲のようだ。 スローな 12.もダークな雰囲気が良い。 アルバムタイトル込みで、点数は91点くらいに・・・!!!



「DISMEMBER」 (2008年・日本版)
 2007年に、バンドの中心人物で作曲家でもあった フレッド・エストビー(Fred Estby, Dr) が脱退するという危機に見舞われるも、他メンバーによる作曲と新たなドラマーの加入によって建て直し、2008年にバンド名を冠して発表された8枚目の新作
 録音当時のメンバーは、マッティ・カルキ&デイヴィッド・ブロムクヴィスト に、マーティン・ペルソン(Martin Persson, G)、トビアス・クリスティアンソン(Tobias Cristiansson, B)、トーマス・ダウン(Thomas Daun, Dr) が加わったもの。
1. Death conquers all
2. Europe burns
3. Under a blood red sky
4. The hills have eyes
5. Legion
6. Tide of blood
7. Combat fatigue
8. No honor in death
9. To end it all
10. Dark depths
11. Black sun
12. Trail of the dead (live)
 暴虐の音質、流麗なギターライン、ヴォーカル、(全体的な)プレイ ・・・・・・“まじりっけの無いピュア・デスメタル”とメロディが完全に融合した、“ジャンルとして”ならば ARCH ENERMY と同じ世界に存在する事を再確認させてもらえる作品。 というか、重大な変化があるように思われながらも結局ブレが無かった というのが凄い。 相変わらずの横綱相撲っぷりである。
 9. は、「I don't wanna die」という部分歌詞がものすごく聴き取りやすいが、それ以上に、ギターソロ&ギターリフが煽情的且つメロディアスにもなっている。
 採点方法は、当然上述(タイトル込み)に従った上で、87点。

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ジャンル : 音楽

Massive Killing Incidental Obsession

 以前紹介したDESMEMBERの作品の、残り全部を紹介しておこうと思う。

 2nd「Indicent & obscene」と、3rd「Massive killing capacity」の2作品である。

 前回でも書いたけど、「デスメタル」と同時に「メロデス」をプレイする,とでもいうのだろうか、アグレッションを剥き出しにしつつ同時にメロディックな(叙情的な、咽ぶような)曲&リフの展開を繰り出してくるこのバンドは、現在に於いても良くも悪くも不変のスタンスを貫き通している。
 ・・・2つとも、常日頃からお世話になっている、チャリ行動範囲内にある新古書店で買ったものですが、何か?(微汗)

DISMEMBER 「Indicent & obscene」 (1993年)
 DISMEMBERとしての美学と作曲能力を注ぎ込んだ感のある作品。 裸の男性の上半身が、心臓を含む中央部辺りが刳り貫かれて"Fleshless"な状態になってる(当然流血あり)という、結構ショッキングなアルバムジャケットではあるが・・・
 CDジャケット裏に映っているメンバーショットは、バックもメンバー全員の服も黒で纏まっていて、とても硬派を感じさせてくれている。

1. Fleshless
2. Skinfather
3. Sorrowfilled
4. Case #obscene
5. Souldevourer
6. Reborn in blasphemy
7. Eviscerated (bitch)
8. 9th circle
9. Dreaming in red
 “ざっくり”といった感じの、他のアグレッシヴ・メロディック・デスのバンドと比べてベースが聴き取りやすいバランスになっている。 また、ドラムがスラッシュ気味になっているのも中々小気味が良くて、個人的には好きだ。
 次作程でないとはいえ、音質がさほど“荒々しい”と感じないのは、当時のサウンドプロダクション技術に起因するのだろうか?
 当然だが、リード・ギター・ソロが扇情的に迫って来る上で、リフやドラムのパターンもインテンシヴなので、それぞれの曲の持つ個性という意味では評価は低くなるものの、
 特に 9. で飛び出す叙情的なギター・イントロのメロディや各曲のギターソロパート(少ないけど)や、あまり聴き手に嫌悪感を与えない(と、個人的には思う)ヴォーカル等といった物を考慮に入れると、83点かな。

「Massive killing capacity」 (1995年)
 俺にとっての、初DISMEMBER。 というか、実は、初デスメタル・アルバム。
 もちろん、このアルバムは当然、バンド自体に対しても、特別な思い入れを持っている・・・。

 今、これを改めて冷静に聴き直しても、各曲の個性があり、これまでの中で最もメロディアスな曲が並んでいると思う。 ・・・但し、サウンドプロダクションの方はこのバンドのメンバーが「これまでの中で最も気に食わない」と言っている、クリアなもの。 叙情的・陰鬱・扇情的なギターラインが良い。 
 
1. I saw them die
2. Massive killing capacity
3. On frozen fields
4. Crime divine
5. To the bone
6. Warhead
7. Hallucigenia
8. Collection by blood
9. Casket garden
10. Nenia
11. Life - another shape of sorrow
 ギターラインの、リフとソロに於ける決めと、程よくメロディアスで歌詞が聞き取れる程度の凶暴さと歪曲度を持つ強靭なヴォーカルラインがよく判る。
 ドラムが、あまりにもHM(と言うよりは、HR?)寄りな音像になっているけど・・・
 そういう意味では、若干の不満もあるかも知れないが、やはりメロディを注意深く聴いていくと、このバンドとしては最高傑作かもと思ってしまうものがある。
 8. のギターラインは正に「美麗」と言えるものだし、ギターメロディをじっくりと堪能させてくれる上に局所でたまに聞かれるベースも良いインストの 10. や、アルバムのトリを飾る 11. の、特にイントロ部分(ヴォーカルが入る直前までの1分22秒)でのインスト陣が展開するフレーズも、暗黒美旋律の教科書のトップに出てきそうなくらい素晴らしい。 また、11. のエンディングパートでは、パイプオルガンに近い冷たくて金属的なオルガンの演奏が入ってくる(シンセサイザーとかでなく、実際にプロのオルガン奏者に演奏して貰っている)。
 ・・・・・・・・・DISMEMBERサウンドとして問題点があるものの、それを度外視して評価するならば少なくとも90点は献上しておかしくないかも。
 ・・・・・・・・・・・・個人的には思い入れのある一枚なので、95点としておきたい。



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テーマ : MELODIC DEATH
ジャンル : 音楽

Funeral of Diablos and Angels (edited)

 この記事を編集しようと思って覗きに来たら・・・  「日付が変わる頃かな」と思っていたアクセス数2000が、既に+10となっていたーーーーーー!!!  どうも皆様、ありがとうございます。
  (*ちなみに、自分のアクセス数がカウントされないようにブログを初期設定しているので、あしからず )



 「1月26日発売」とされていた、DARK FUNERAL の5thアルバム「Angelus Exuro Pro Eternus」 (CD+DVD) が、今日(28日)になって漸く届く。 何故、丸一日以上も遅れにゃならんのだ? ・・・と思うが、輸入版である以上致し方ないかも。

 とにかく、相変わらずのブチ切れっぷりである。 速弾き&ブラストの痙攣型サウンド一辺倒にならず、随所でメロディのフックやリズムチェンジ等による展開、またアルバム中での曲配置の妙で、聴き手に新しい刺激を提供しながらダレさせずにアルバムを通して聴かせてくれる。


 元々音楽一家の元で生まれ育った(両親・祖父母がプロのクラシックミュージシャン。で、妹が大の音楽ファン。また、父親はこの息子のアルバムを全て揃えている,との事)という ロード・アーリマン の音楽構築技術を持ってすれば、そんな事は当然かもしれないが。
 ・・・と、自分としては思う ん だ け ど。。。  ・・・こういう音楽ジャンルに耐性のない人には、それこそ・・・(汗) “イヤな音がずっと聴こえるだけ”でしかないんだろうな〜〜〜・・・


 3rd「Diabolis interium」で日本デビューした際、
BURRN! のインタヴューで、リーダーの ロード・アーリマン が語っている内容は・・・
   (それを確認するため、段ボール箱漁りをする事小一時間www)
 元々、サタニズム(悪魔崇拝主義)とは、あくまでも広義に捉えればだが、キリスト教観点からの異教徒全てをさす宗教の感覚であり、特に、文字通りの邪悪な存在を崇拝する宗教というわけではない。 そういった、数ある非キリストの内で、ペイガン(反キリスト)とも大きく立ち位置の異なる北欧土着の信仰という意味で、あまり狭義になり過ぎずそれでいてある程度間口を広く取った上で選んだ言葉なのだ,と・・・。 (要約)
 例えば、devil(悪魔) と divine(神)の綴りが似ていることは偶然じゃなくて元を辿っていくと同じ源流に帰結するし、demon の語源もどこかの地域で「神」を意味する daimon だし、(以下略)
[これ以上のことは、宗教やヨーロッパ土着の各地域の宗教について、皆さんが調べてください。 この場ではこれ以上詳細に突っ込んで説明しないので]
 で、そのインタヴューが掲載されてる号には、「面白半分企画:血は水よりも濃し・・・? HM/HR界を支える親子・兄弟の絆」というのがあったので、ついでながらこの場で紹介・・・ いや、場違いすぎる(と思う)ので、別の場で改めて投稿しますwww
 あと、今日某新古書店で買ったDREAM THEATRE のアルバムなどの採点情報もついでに見つけちゃったし。(時を改めて投稿するので、あしからず)

「Diabolis interium」 (2001年)
 今は亡きサウンドホリックからの出版。
 上記以外にも、「俺たちは、自分たちがブラックメタルバンドだという事を誇りにしている。 あと、これだけは言っておくが、俺たちは絶対に人に危害を加えないから。」(要約)という発言を METALLION vol.14 の中でしていたので、色々な意味で「面白そう」だと思って買ってみた。
オビ:「皆の者よ、この壮絶なる音の悪魔に魂を売り払う時が来たのだ! ヨーロッパのみならず、全世界を暗黒の闇に引きずり込んできたブラック・メタル界の重鎮ダーク・フューネラル、ついに日本初見参! 邪悪さと禍々しさに満ち溢れた衝撃の3rdフルレンス・アルバム堂々完成! 魔界への第一歩はここから始まる・・・。
↑ こんなもん見せられて、思わず笑ってしまわない方がおかしいってw

1. The arrival
2. Hail murder
3. Goddes of sodomy
4. Diabolis interium
5. An apprentice of satan
6. Thus I have spoken
7. Armageddon finally comes
8. Heart of ice
[ Japanese bonus tracks ]
9. The trial   
10. Dead skin mask  11. Remember the fallen  12. Pagan fears


 小澤氏が“普通の3rdアルバムとして”84点を付けていたが、自分としては、“日本用特典の付録も利いて”85点(+4点)だと思う。 特に、3.は蛇足的なもので、個人的には今でも楽しめなかった。
 9.は KING DIAMOND 、10.は SLAYER の、11.は SODOM の、12.は MAYHEM のカヴァー。 元々この4曲はヨーロッパの方で別にEPで販売されていたもの。
 9.〜11.の3曲だけでも相当に素晴らしいフルアルバム。(え゛え゛え゛)
で、今回購入分を続きに。

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テーマ : MELODIC DEATH
ジャンル : 音楽

The Polish necrotic tribution to past

 VADER の、2009年に発表したアルバム「Necropolice」(特典付き)を、「持っている」と言っただけで、レヴューは全然していないことに今更ながら気づく(爆)。
 2009年のベスト選出記事
 購入宣言しただけの駄文日記
・・・・・・というわけで。
 
「Necropolice + to live!」  (2009年)
 2008年の8月末に結成25周年を記念したスペシャルアルバム「ⅩⅩⅤ」を発表後、一度解体してピーターの元に新たなる強力な3人を終結させて作った、最新作(9枚目スタジオフルアルバム)。
オビ:東欧ノ重戦車軍団、再ビ侵攻セリ。 ポーランドの重鎮「ヴェイダー」、結成25周年を経て、不屈の魂でここに完全復活。バンド最大の危機を乗り越えた重戦車軍団が魅せる、過去最大の破壊活動がここに!!!」

1. Devilizer
2. Rise of the undead
3. Never say my name
 
4. Blast
5. The seal  6. Dark heart
7. Inpure
8. Summoning the Futura
9. Anger
10. We are the horde
11. When the sun drowns dark
12. Black metal
13. Fight fire with fire

 5.は 6.のイントロ的な位置にあるインストもの。 12.と 13.はそれぞれ、VENOM と METALLICA のカヴァーで、日本のみのボーナストラック。 ・・・しかし、「激しい曲をやっているだけで演奏力はゼロに等しい」事で有名なバンドの曲を取上げるとは、次に挙げるアルバムの内1曲と殆ど代わらない立ち位置にあることに・・・(一応褒め言葉)
 とにかく、12.以外は見事に、“暴虐、且つ格好良い曲”に仕上げてきている。 また、12.と 13.は元々「DVD付き初回限定版」のみに限定的に付属していたらしいのだが・・・ もっとサーヴィス精神で盛って聴かせてくれても良いんじゃないか,と思ってしまうのだが。

(付属DVD)
1. Crucified ones
2. Black to the blind
3. The epitaph
4. Carnal
5. Wings
6. This is the war
7. Lead us!!!

 ・・・しっかし、こういうのを改めて聴いてみると、ただ単に「重戦車」と例えるよりは、「高性能・高機動重戦車」という方が適切だと思う。 それだけ、様々に練りこまれて作り上げられたテクニカルパートの繰り広げられる曲が充実しているからであり、「突撃」だけではないイメージがひしひしと感じられるからである。
・・・・・・・・・・・・87点!!! B誌では、土屋さんが83点を付けていたけど、やっぱり“レア価値”も付いてくるわけだし、このくらいでどうかと・・・。


「Future of the past」 (1997年)
 初購入VADER作品。 影響を受けた色々なバンドの曲を取上げて演奏したもの(要するにカヴァーアルバム)だが、久しぶりに聴いて、「買ってみて本当に良かった!」と思い直す事ができる
 今は亡き ドック のドラミングとかではなく、中心人物である ピーター によるアレンジが見事すぎる。 スラッシュ、デス、ハードコア・パンクス、他にもグラインドコアバンドの TERRORIZER や、風変わりな所では DEPECHE MODE の曲も取上げている。
・・・・・・・・・オビ紛失。 ・・・あれ? そういえば、このアルバムを買ったのって、いつ頃だったんだっけ・・・???(汗)www

1. Outbreak of evil  (SODOM)
2. Flag of hate  (KREATOR)
3. Storm of stress  (TERRORIZER)
4. Death metal  (POSSESSED)
5. Fear of napalm  (TERRORIZER)
6. Mersiless death  (DARK ANGEL)
7. Dethroned emperor  (CELTIC FROST)
8. Silent scream  (SLAYER)
9. We are the league  (ANTI NOWHERE LEAGUE)
10. I.F.Y.  (DEPECHE MODE)
11. Black sabbath  (BLACK SABBATH)
[bonus track for Japan]12. Oracle  (KAT)

 3.と 5.は、同じアルバム「World downfall」収録。 9.はイギリスのパンクバンド、12.は同郷ポーランドのHM元祖ともいえるバンド、KAT のカヴァー
 POSSESSED の原曲、4.は「ツインギターが良い割りにリズム隊がボロボロだったので、原曲よりも遥かに格好良い」と奥野さんに評されている。 「ザックリ」・「どっしり」・「ずっしり」とした感じのサウンドプロダクションと演奏、そしてオリジナルフレーズ導入 という、小気味の良い見事なプレイだった。
・・・・・・見事な演奏力、選曲の妙 ・・・85点くらいかな?

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テーマ : デスメタル
ジャンル : 音楽

NECROTIC Hell-like death

 ずっと以前に「買った」事を報告 ・・・していなかったんだっけ(爆)、とにかく、まだ本格的にレヴューしていなかったアルバムがある。  ・・・まあ、そういうのは数枚ほど溜っているけど、それはそれ、これはこれ。


・・・気を取り直して。

 嘗て、イタリアに、NECRODEATH という、地元でカルトな人気を誇っていたデスメタルバンドがあった。 そこのドラマーであった Peso は、バンドが一度解散した後に SADIST なる、ネオ・クラシカル・テクニカル・プログレ-メロディック・デス・メタルバンドを立ち上げる。
 しかし、SADIST としてツアーを行ってヨーロッパ各地を回る際に、たまに「NECRODEATHはどうなったんだ?」という内容の質問をファンから幾度となく浴びせられたことが原因で、何と、創設者でありながらも、ついに彼は、SADIST を脱退して NECRODEATH を再結成する事を決意したのである!

 ・・・ここまでの事情は、SADIST の国内盤アルバムを持っている人ならライナーノーツで判る(見当が付けれる)だろうし、英語の理解力が高い人なら公式サイトの方に行っても充分理解できると思う。


 そして、今現在、私の持っている NECRODEATH のアルバムは、「100% hell」ただ一枚。 ・・・タイトルに物凄い気合の入りようを感じたので、思わず購入を決意してしまった。

NECRODEATH 「100% hell」 (2006年)
 輸入版・原価購入。アルバムジャケットを含むブックレットの、中身が笑えた。
 物凄くアルバムタイトルに沿ったメンバー紹介の仕方www
Peso: 9% percussions 27% symbals 64% drums
Flegias: 33% desperation 33%pain 33% agony 1% screams
  (←スクリーム(叫び)が、たったの1%だけなんかいっwww)
John: 99% subharmonic distortion 1% bass  (←ベースが1%って、一体どういうことやねん!??)
Andy: 80% rhythm guitar 15%solo guitar 5%acoustic guitar

1. February 5th, 1984  2. Forever slaves 
3. War paint
4. Master of morphine
5. The wave
6. Theoretical and artificial
7. Identity crisis
8. Beautiful-brutal world
9. Hyperbole  10. 100% hell
 
 1.は 2.の、9.は 10.の、それぞれの曲のイントロ的な曲。 また、1.はSEっぽい感じ。 (9.には少し歌詞が入っている)
 2. には、“あの”VENOMのメンバー・クロノスがゲスト参加してスポークン・ワーズを担当している。 7.で、キーボードでヴァイオリンの音を出しているのは Federica Badalini 、また女声を出しているのは Bea Drovandi。 また、9.のアコースティックギターは ペソ担当している。

 基本的に、サウンド形態は、ARCH ENERMY よりはずっと DISMEMBER に近いスタイルの(さほどギターソロが目立っているわけでない)、デスメタル/メロデス 両方の性質を持つ、ブルータルでメロディック、且つスラッシーな部分も見られるテクニカルパートを局所にブチ込んだもの。
 特に、印象的な (1.~)2., 4., 6.やアジテーショナルな 3. など、恐らく SADIST を経由しなければ出来なかったであろう複雑な曲構成を持つ暴虐のサウンドが堪能できる。
 10.は、DARK FUNERAL よりも DIMMU BORGIR の方に近いタイプの耽美な ・・・要するに、ジャンルは違うけど OVERKILL の"Bastard Nation"とかみたいな、9分弱に及ぶドラマティックな曲。
アートワークを担当しているのは、フレジアス。

 ・・・点数は、・・・・・・・・・ 87点。 ちなみに、B誌では小澤さんが85点を付けている。 ・・・ん、大体84~88の間に止まるような領域に落ち着くもんなのかな? なんてこと思ってみたり。

 また、100%の曲に、何らかの形で ペソ が関っていて、他のメンバーの作詞作曲への貢献度は10%に達していない。
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テーマ : MELODIC DEATH
ジャンル : 音楽

Black Dread Diabolical Emperious death (plus something)

※ 情報を追加したので、追加編集の際、再度新たにアップして置きました。 


 去る1/15に、ゼロ盤や他のアルバムを買い込んでいた際、同じく手を付けておいた内の一つが、MISFORTUNE というバンドの「Midnightenlitened」という、トータルタイム15分程度のミニアルバム。アルバムジャケットのデザインとバンドロゴ表記で「ああ、これは多分ブラックメタル寄りの音像なんだろうな」と思ったが・・・ やはり、そうだった。


 そんなわけだったので、ついでに(←コラマテ) CENTINEX の「Diabolical desolation」と EMPEROR の「Scattered ashes −A decade of emperial wrath」を併せて紹介しておこうと思う。

MISFORTUNE 「Midnightenlightened」 (1999年盤・輸入盤,1997年初版)
 何しろ外国製版なので、情報量があまりにも少なすぎる。検索しても、同名異バンドが出て来るだけだし。。。
 気になる事といえば・・・ これを買った人は、どこからこの情報を入手したんだろう? それとも、実は同名異バンドの方を目的にしていて、結果間違えたのかな? ということ。
1. The prophecy
2. Midnightenlitened
3. Pain unbearable
 この3曲だけが入っているので、ミニアルバムというよりはシングルか。
 たっぷりと歪んだエレキギターとフォーク寄りのアコースティカルな(アコギによる)ギターワークと、何を言ってるのか聴き取りやすいガテラル寄りの叫び声(←こういうのは、結構評価の分れ目となる と思う)、詰め込み過ぎないドラムなどの要素を取り出してみると、正統派HMからの影響があるのかと思ってしまう。 ヘヴィメタルちっくなフレーズとデス/ブラックスタイルのフレーズの配置が結構面白くて、自分としては気に入った。
 “ブラック/デス”の“シングル”としての限定的な領域での100点満点評価でならば、総合評価で82点かな。 ・・・出来れば、このバンドがもう少し名が売れてくれれば・・・ フルアルバムとか・・・
 情報が、欲しいです。。。orz

 次に紹介するのは、CENTINEX
CENTINEX 「Diaboical desolation」 (2002年)
 アルバムジャケットの方はともかく、バンド名の文字表記(ロゴデザイン)が“いかにも”なブラックメタルに見えるものの、実際には物凄く全うな、「ブルータル・メロディック・デスメタルである。 但し、ARCH ENERMY とは別の個性が充分に浮き出ていると思う。
 作曲クレジット記載がなく、作詞者のみの表記がある。 ・・・何故??? 恐らく、Jonas Kiellgren & Kenneth Wiklund のギターコンビがメイン・コンポーザーだと思うけど・・・ (All music arranged by Centinex とは書いてあるが。・・・買ったのが輸入版なのでよく判らん。)
 ちなみに、これを買ったのは4年ほど前です。
1. Demonic warlust
2. Forthcoming terror
3. Spawned to destroy
4. Soulcrusher
5. Diabolical desolation

6. On violent soil
7. Total misanthropia
8. The bloodline
9. A war symphony
10. Hellfire twilight
 7.の冒頭で語りが入る,6.ではバックのキーボードが印象的(でも誰が弾いてるか全く不明),SLAYERを始めとするスラッシュ系&HELLOWEENを始めとするパワーメタル系のバンドからの影響を受けたらしいギターソロは ARCH ENERMY よりも顕著 (アモット兄弟は、よりオーソドックスなHMをルーツとしているからね) などの特徴がある。
 他にも、たまに聴こえるバックに薄く敷かれたキーボードがハーブのように上手く効いている、しっかりとした楽曲構成だとは思うのだが・・・ もう今では解散してるっぽい。・・・情報源が、既にあまりにも少なすぎているので。 
 悪くないので、81点 ・・・音楽性を変えずに再結成(再始動)する事を期待して点数に盛り込めば、93点に(←マテコラ)

・・・取り敢えずだ、先日(1/28)の過去のB誌を引っ張り出してきた際に見つけた情報では、輸入版のコーナーで前田さんが72点を付けていた。  ・・・少なっ。  「アルバム前半はとても良いけど、後半になってくると少々ダレて来る」というのは否定しないけど。。。


 最後に紹介するのは、メロディック・デス/ブラックメタル の世界の、“正に、文字通りの”帝王である、EMPEROR の 俺が持っている唯一のこのバンドのアルバムであるベスト盤・「闇の軌跡」こと「Scattered ashes :a decade of emperial wrath」。

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テーマ : Death Metal
ジャンル : 音楽

プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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