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R. コッツェン参加のインストもの。 ブルースに非ず。

 ブルーズ志向の強い、リッチー・コッツェンがグレッグ・ハウとコラボレートした、ギターメインのインスト物、KOTZEN/HOWE PROJECT のアルバムを、倉庫(苦笑)の中から発見したので、久しぶりに聴きつつレヴューしてみようかと。

KOTZEN/HOWE PROJECT 「Kotzen/Howe Project」 (1997)
 Shrapnelから(日本では、ロードランナー・レーベルから)出た2nd (自分が持っていない 1stのタイトルは「Tilt」)。 完全ギター主導で動いていくが、イングヴェイのクラシカルな作風とは大きく異なり、グルーヴ感溢れるファンク・フュージョン系の音楽が満載。
1. One Function
 ファンクミュージック志向の心地好いインスト。 OPトラックとしてはまずまずか。
2. Retro slow
 割かしドラムも目立った感がある、あまり“弾きまくり”になり過ぎないよう適度に抑えられた、ギターのフレージングを最優先にしたスローテンポのムーディーなナンバー。
3. Present-Moment
 7/8拍子で最初から最後まで押し通す、軽快なファンク/フュージョン・ナンバー。 聴き手を選ぶ曲の最たるもの。 まぁ自分としてはこういうのは楽しめるんだけども・・・
4. Trench
 結構な弾きまくりパートがある、大分ロック寄りな曲。 フュージョン・ロックの代表格といえる曲。
5. Groove epidemic
 「これが、“ジャジーな(Jazzy)”曲とは全然言えず、“フュージョンテイストな”と表現すべき構成とフレーズを持つ楽曲の典型例です。」との紹介文で、フュージョンの教科書に載っていそうな曲。
6. Space
 途中でアコースティックギターの印象的なパッセージが挟まれる、印象的なドラムがフィーチュアされたゆったりした、“スペイシーな”曲。
7. Led boots
 マックス・ミドルトン(Max Middleton)作曲で、ジェフ・ベックのアルバムに入っている楽曲のカヴァー。 速弾きバトルを盛り込んだギター・オリエンテッドなフュージョン(に仕立てているらしい。ライナーノーツによると)。 
 何か、「バックのキーボードや渋いベースサウンドなんてどうでもいいや」なんて気分で気ままに(オリジナルらしきギターバトルを盛り込みながら)弾きまくっている感のある2人である。
8. Crush
 ロックらしさのあるリフとギターラインで主導、意図的に入れたのかは判らないが、電子的なノイズサウンドのリズムももう一つの特徴。
9. Accessed
 空間演出を狙ったギターのフレージングが、これでもかとばかりに前面に出てくる。
10. Noise
 イントロで、「この中で一番ハードロックに近いチューンだ!」と思ったのも束の間、すぐさまギターオリエンテッドな弾きまくりロック/フュージョンへと化す。 自己主張をしているドラムをもBGMとしてギターバトルを繰り広げる2人である。

 例えば、以前に別のサイトで、少しだけ話題に出した事があるんだけど、超絶技巧を持つ感性豊かなミュージシャン達の集まったインスト物のBOZZO LEVEN STEVENS の1st「Black light syndrome」と比べてみると、大体似た感じという印象を受ける。本作の方がロック色が薄いけど。
 ただ、BOZZIO LEVEN STEVENS の2nd「Situation dangerous」の方が、“ロック・インストという意味では”完成度が高い
 スピードチューンでない、インテンシヴでもないようなのがずっと続くと・・・ コテコテのメタル耳で聴いたら1曲ももたないかも知れないが。 ・・・俺の場合、耳をジャズ/フュージョン/インストロックに“切り換え”て、しっかり楽しんだわけだけど。
 この手の音楽にある程度耐性を付けた音楽ファンでないと最初から最後まで聴くのはつらくなるかと(普通のロックファンにも無理はあるかも)。 例えば、俺は「スラッシュ耳」とか「メロデス耳」とかいう多数の変換機能があるけど・・・(お゛)
 “ファンク/フュージョン・インスト物というジャンル”で判断しない限り、高得点は難しいと思う。 要するに、所謂“オナニー作品”というヤツだが・・・ まあ、それに88点を(前述のジャンルでとはいえ)つけたオレも何なんだけどさぁ~~~(苦笑) 
 尤も、ギターとフュージョン・ロックを好む人物であれば、まだそれでも低い点数だと言ってくるかも知れないが。

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・・・・・・オレにとっては、悪い作品じゃないんだけどさぁ~~~・・・・・・。
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テーマ : インストゥルメンタル
ジャンル : 音楽

DEREK's INST -2

 元DREAM THATER の肩書きを持つ デレク・シェリニアンによるアルバムは、2枚持っている。

 そのうちの1枚はソロ名義。 もう一つは、そのソロ作のアルバムタイトル「PLANET X」から名づけられたバンド名
 これを今回取り上げようとしたのは、某有名HR/HM紹介ブログトニー・マカパインのソロアルバムが取り上げられていたから。

DEREK SHERINIAN 「inertia」 (2001年)
 メンバーは、スティーヴ・ルカサー(G)、ザック・ワイルド(G)、サイモン・フィリップス(Dr&produce)、トニー・フランクリン(B)。 但し、これはアルバムジャケット裏に記載されている人員であり、実際には更にゲストとしてベースにトム・ケネディが参加しているし、実に変幻自在っぷりを見せてくれている。
 後述の PLANET X のメンバー、ヴァージル・ドナティが作曲に携わりながらも演奏に参加していない作品が2曲あるのも興味深い。

1. Inertia
2. Frankenstein
3. Mata hari
4. Evil knievel
5. La pera loca
6. Goodbye porkpie hat
7. Astroglide
8. What a shame
9. Rhapsody intro
10. Rhapsody in black

 ジェリー・グッドマン が(電子)ヴァイオリンで参加している 1. の出だしから、圧巻のハード・フュージョンスタイルで攻めてくる。
 2. は、(あのスラッシュメタルバンド)OVERKILL が結構忠実にカヴァーした事でも知られている、当然インストのフュージョンナンバー(他の色々なバンドも取り上げた事はある)。
 で、9. はデレクとヴァージルの共作で演奏しているのはスティーヴ・ルカサーがギターのみ、そして続く 10. は当然デレク&ヴァージルの共作。 (・・・好きなんだよ、こういうの・・・。 )
 また、ザック・ワイルドが参加しているのは、2., 4., 8. の3曲で、この作品の割には結構「ザックだ!」と解りやすいプレイを披露している。ちなみに、7.はギターサウンドが全く入っていない(グッドマンのヴァイオリンがある)。
 個人的には、87~91点のあたりかな。 ・・・定まらん。曲の性質が性質なだけに。
前の記事で、「あまり信用しちゃダメ」と言っておいた、“あの”奥野さんが80点を付けていたが、まぁまぁというか・・・

そして、冒頭で出した トニー・マカパインの参加してる作品を。

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Greg Howe's Two Classics (Fusion-Rock inst.)

 デジタル・リマスター処理を施されて「シュラプネル・シュレッド・ギター・レジェンド」シリーズで紙ジャケ盤再発された、グレッグ・ハウ のデビュー&2nd作品を。
  購入記事   KOTZEN/HOWE PROJECT のアルバム の記事


Greg Howe 「Greg Howe」 (1988年)
 2010年に「シュラプネル・シュレッド・ギター・シリーズ」の第一弾として発売された。ビリー・シーン(B) & アトマ・アナー(Atma Anur, Dr) とのトリオ編成による布陣で完成させた、デビュー作。
オビ:「天才グレッグ・ハウ見参! 究極のテクニックと最高のメロディが融合する、驚愕のデビュー作!! 今やHM/HRフィールドに限らずジャズ・フュージョン、プログレ界でも大活躍の天才シュレッド・ギタリスト“グレッグ・ハウ”の、全編インストによるソロ名義のファースト・アルバム!!

1. Kick it all over   
2. The pepper shake
3. Bad racket   
4. Super unleaded
5. Land of ladies
6. Straight up
7. Red handed   
8. After hours
9. Little rose

 他の曲と一線を画する、いかにもネオ・クラシカル調のスピード・ナンバーの 3.も、中々の良い出来だ。
 耳に心地好いフレーズ、何故か違和感なく聞こえるリズム、テクニカルな速弾きのパッセージ・・・ どれをとっても「見事」としか言いようがない。
 点数は、89点


「Introspection」 (1993年)
 2011年に「シュラプネル・シュレッド・ギター・シリーズ」の第二弾として発売されたもの。
オビ:「圧倒的な進化を遂げたグレッグ・ハウ真の姿! 圧巻の超絶シュレッド・プレイの宝庫にヤラれ捲りの2nソロ!! 強烈に跳ねるファンキーなカッティングをバックに、モンスター級の超絶ギターが駆け抜け、難解な変拍子を痛快に泳いでいくグレッグの天才的なフレージングが脳味噌を揺さ振る。 ジェイソン・ベッカーに捧ぐ名曲“デシデラータ”に号泣必至!!

1. Jump start   
2. Button up
3. Come and get it
4. In step
5. Desiderata   
6. No place like home
7. Dirct injection
8. Pay as you go   

 5.は、ジェイソン・ベッカー へのオマージュ。 他のアルバム情報が中途半端で若干はっきりしないのだが・・・ ドラマーが ケヴィン・ソフェラ である事だけは確か。
 後に Kotzen/Howe PROJECT を展開する事になるその礎となる、ジャズ/フュージョン/ファンクの要素以外にもプログレ的なエッセンスが存在している。
 点数は、88点

・・・・・・こういうのを知ってしまうと、どうしても「Howe Ⅱ」のアルバムも欲しくなってしまうのだが。。。 どうしよう、注文してえ・・・(苦笑)

 ちなみに、2枚の点数の差は、ビリー・シーン のプレイと 3.の出来に因るもの(≒好みの差)。

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テーマ : イカしたギターインスト
ジャンル : 音楽

Prog-Funk/Fusion (a little-blues) 1st Tag's Material (Kotzen/Howe)

 「フュージョン・ロック」とか「ファンク・メタル」とか、或いはそれに類するスレッドテーマが全然見つからないので、やむを得ずにスレッドテーマを「Progressive rock」として、今回の記事を載せておく。

 リッチー・コッツェングレッグ・ハウ による、初のコラボレーション作品。   「Kotzen / Howe PROJECT」のレヴュー記事   購入記事


Richie Kotzen / Greg Howe 「Tilt」 (1995年初盤,2010年SHM-CD盤)
 サウンドプロダクションは、グレッグ&リッチーの共同。
オビ:「二人の天才ギタリストが奇跡の融合!! リッチーVSグレッグの驚愕のギター・バトルは異次元レベル!! ロック、フュージョン、ファンクが高次元で融合し、超絶テクニックに溢れた究極のギター・デュオ・インスト! 寸分の隙間も無い音数の嵐、宇宙レヴェルで繰り広げられるギターバトルは、あまりにスリリングで美しく、圧倒的な緊張感に溢れている!!

1. Tilt
2. Chase the dragon   
3. Tarnished with age
4. Outfit
5. Contusion
6. I wanna play
7. Seventh place   
8. O.D.
9. Full view

 ベースは、2., 4., 6., 8.で リッチー が、他の曲では グレッグ が担当している。キーボードは全て グレッグ 。
 ドラムは、1., 3., 5., 9.で ジョン・ドマン が、2., 4., 6., 8.で アトマ・アナー が、そして 7.で ケヴィン・ソフェラ が叩いている。 また、6.には、一部でリッチーの声が録音されている。
 極めてテクニカルなフレーズ、好き放題縦横無尽に暴れるギター&ベースのメロディ展開、転調や変則リズムなど、非常にインテンシヴなギターオリエンテッドの作風となっている。
 点数は、86点。 これほど緊張感溢れインストものには、そうそう出会えない。


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 当プロジェクト第2作「Kotzen / Howe Project」 の音源を、ここで紹介しておく。
(08. crush)    

(09. accessed)    

テーマ : PROGRESSIVE ROCK
ジャンル : 音楽

プロフィール

KnackValm

Author:KnackValm
 URL とブログ名で判る通り、とてもカオティック(混沌的)にあれこれがムチャクチャに混ざり合っているので、ご注意を。
(1万アクセス越えを機に、HNをマイナーチェンジ)


 ドラマは殆ど観ない。 アニメは観る、但し殆ど深夜もの!
 CLAMP先生、PEACH-PIT先生以外にも、特に 東條仁先生や今野直樹先生、藤原カムイ先生、高橋留美子先生、藤原芳秀先生、島本和彦先生等々の作品も好む。
 ファンタジーとSFとスポーツと、ストイック・ハードボイルドな漫画を好む。 最近は、「バチバチ」と「弱虫ペダル」にハマッている。
 ゲームは、もっぱらファルコムかStudioGIW。要するに、PCゲーム。
(註:ネタバレ全開状態で突き進むので、そこの所注意して読んでいくように!!!)
  “自称・オタクらしからぬオタク”。
よく見るニュースは、福祉・国際・人権・文化・学問(特に生物学)など。

・・・好きな音楽は、ジャズ/フュージョンやHR/HM系、メロディック・デスなど。 あと、BONNIE PINKや'90年前後の女声HR、ファンクやR&Bも。

 リンクする際には、是非ともご一報を。

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